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コラム

2015.06.04

セールスパーソンの「大丈夫」

5月は例年より暑い日が多かったようです。朝晩は涼しいし、日中も日陰は空気が乾燥してるおかげで涼しいせいか、言われるほどの暑さは感じていないのが正直なところです。

さて、先日の相談会での話しです。すでに総合展示場を何箇所か見学し、住宅会社さんとも数社ご相談をしているという状況のエンドユーザーさん、住宅会社が提供する無料のファイナンシャルプラン相談を受け、セールスパーソンから予算の増額を勧められたとのことでした。

元々、ご夫婦は、借入3500万円以内でと考えておられたようですが、フィナンシャルプラナーの意見では4500万円でも十分借りられます、大丈夫です!と言われたそうです。本当に大丈夫?と思い、第三者の意見が聞きたいと、私のところに相談に来られたという訳です。

今回のご夫婦のともに41歳、世帯年収は約700万円、自己資金は500万円と、支払年数にもよりますが4500万円の借入に必要な収入と貯蓄はたしかにあります。1000万円借入が増額できれば総資金は5,000万円。セールスパーソンがこれから行う、土地探しや建物のプランニングではかなり余裕を持つことができるでしょう。

ライフプランの計画書を見せていただくと、どうも返済比率のみでの検討しており、借入額はこれだけしても大丈夫!といってるようでした。このような話はよくあるのですが、セールスパーソンやフィナンシャルプランナーが返済比率だけから、これくらいは返済できますよと言ってアドバイスをしているパターンです。

収入に占める返済の割合、いわゆる返済比率は、年収400万円以上であれば上限35%とされています。今回の提案の場合、借入額を増やしても上限の35%を下回りますからそのように言ってるのです。でも、本当に大丈夫なのでしょうか?

ここでは、詳しく数字をあげて話しはしませんが、返済負担率を下げる一般的な方法は、長期でローンを組むことで月々の返済額を低くすることです。今回もそれを前提として計画を立てていました。今回の計画書でも住宅ローンの支払期間は35年でした。でも、35年ということは完済年齢が76歳。もちろん繰り上げ返済などの提案で早期の返済を勧めていますが、それが絶対的条件ならば、結果毎月の支払額を増やさないといけないのと同じことです。

セールスパーソンが悪いとか、住宅会社が酷いとか、そういう事ではなくセールスパーソンの目的は自社の住宅を販売する事ですから、それが達成できるような提案をすることは普通のことなんです。心配性なエンドユーザーなら計画を見てやめてしまうかもしれませんが、そう考えない人も多いので、このような計画を立て見極めや後押しをしているのです。

少し話は変わりますが、住宅会社のセールスパーソンは今でも歩合比率の高い給与で働いている人も少なくありません。1件売れば多額の歩合が貰えるとなれば、購入者の懐事情など気にせず、可能な限り契約ができるように努めるのは当たり前なのです。購入者のために本当に親身になってアドバイスをができるような環境は、住宅業界には中々整っていないのです。

話は戻りますが、相談の結果ご夫婦は当初通り3500万円程度に借入を抑え、それで購入できる土地と住宅会社を求めることになりました。 住まいづくりでは、計画予算が当初より上がる事は多いのですが、数百万円単位の予算の上積みは、今後のライフプランニングを大きく左右しかねません。エンドユーザーが考えていることは、買えるかどうか、買っても大丈夫かという2点で、セールスパーソンは買えるかどうかの1点です。エンドユーザーが悩む、買っても大丈夫か、のリスクの部分は、「大丈夫」という言葉で濁しているのです。

住まいづくりの相談というと、見積もりのチェックや商談アドバイスだけと思われがちですが、実際には普段の生活や家での過ごし方などライフスタイルの話を伺う方時間の方が長いです。なぜならば、家を買う事が本当に楽しい生活に結びつくのか、なぜ住宅が必要なのかを確認することが重要だからです。セールスパーソンの「大丈夫」は、今一度計画を見直してみるキーワードなのです。

2015.05.11

不動産取引の両手仲介

5月に入って過ごしやすい日が続いていますね。空気はカラッとしていて、暑くも寒くもなく、とても気持ちがいいです。

さて、住まいづくりコンサルティングでは様々なご相談をお受けしていますが、その中でも特に多いのが不動産仲介にまつわる相談。中でも不動産取引の両手仲介に関する相談は、その半分くらいを占めていると思います。仲介をしてもらう業者と話が咬み合わない、条件交渉をしてくれない、対応に不信感を感じる・・などの相談です。

本来、不動産の仲介業者は買主自らが委任し、委託を受けた業者は買主の条件や要望に応じて物件を探します。具体的な物件が見つかれば、取引の条件交渉や調査をして売買の仲介業務を行います。ですが、実際のケースでは、広告や現地看板などを見て問合せをすると、問合せに応じた業者が仲介業務を行うようになります。問い合わせをしただけで、顔も知らない、人柄も分からない、初めて言葉を交わす相手が、物件の取り扱をしているという立場だけで仲介業務をするということになるのです。

多くの買主は、不動産取引の経験はほとんど無いですから、取引に関しての進め方や、購入条件の確認・交渉、重要事項に関する調査、購入目的に沿うか否かの判断は(住宅建設など)、仲介業者が頼りです。ですが、上記のような流れで仲介業者が決まる場合、話しやすく、経験豊かで、人柄の良い方に出会えたなら吉、そうではない方ならば凶、みたいになる可能性があるのです。

不動産仲介業者は依頼者の利益のために業務を進め、安心・安全に取引ができるように努めます。無事取引が完了できれば報酬として仲介手数料をいただけます。仲介手数料は法の定めにより、売買金額の3%+6万円が上限となっているのですが、業者としては手数料を増やしたいために、売りと買いの両方の仲介(両手手数料)ができるように画策します。両方から手数料をいただければ一度の取引で売買金額の6%+12万円もらえるからです。

これは、業界でいう「囲い込み」というものなのですが、公正な取引が行われにくく、物件情報がクローズされてしまうという弊害を生みます。(インサイダー取引) 買主にとっては不利益を被る恐れのある取引です。しかし、大手といわれる不動産会社やフランチャイズ系の不動産会社などは、この両手取引を取得できるような仕組みを行っていて、昨今、週刊ダイヤモンド誌などでもこの問題が取り上げられていました。

業者の立場からすれば「ビジネスだから利益を追及するのは当たり前」というでしょうが、売主、買主の双方取引をする業者は本当に中立的な立ち位置で業務ができるでしょうか。現実にはかなり難しく、話の流れ的にも売主側に立って業務を進めます。先に声を掛けられているのは売主側ですし、売買の条件を決めたのも売主側の業者だからです。したがって、両手仲介の取引は買主にとっては不利な取引になってしまいます。実は外国ではこのような取引はありません。取引に代理人を立てることが一般的で、双方の代理をすることは出来ないからです。(利益相反行為の禁止) 利益が相反する者同士の双方代理は普通に考えれば出来ないのが当たり前です。

不動産の両手仲介取引は違法ではありませんが、極めてグレーな取引になる恐れはあるので、冒頭に述べたようなトラブルが出てくることは多いでしょう。そのようなトラブルを避けるには、やはり買主自らが委任した仲介業者を仲介人として立て、売主側、買主側それぞれの仲介業者が依頼人の利益の為に折衝をするという形を取ることが必要です。

その為には、買主としては初めから委任する仲介業者を決めておくこと、直接問い合わせをするような場合にも、仲介業者の存在を最初から相手方に伝えておくことです。買主が皆そのようなスタンスを取ることが当たり前になれば、両手仲介をしようとする業者は自然と無くなっていくと思います。

最後に、両手仲介をする仲介業者であっても、自らが委任した仲介業者であっても、買主が支払う手数料は同じです。同じ手数料を支払うならば、自身の利益の為に業務を進めてくれる業者に支払う方が納得できます。

2015.02.19

福岡での木造建物勉強会

寒風吹きまくる1月下旬、福岡での木造建物勉強会に参加してきました。勉強会は様々な木造建築を見てまわり、その多様性と可能性を知る!というものです。9時発の新幹線で午前中には福岡に到着。岡山からは2時間弱という早さです。到着後は貸切バスで久留米まで移動・・・町並みの計画から作りあげた大規模賃貸建物群を見て周ります。

写真は戸建てメゾネットの賃貸建物
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写真奥に見えるのが集合住宅タイプ。
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全体規模は相当なもので、戸建てメゾネット、集合住宅、完全戸建てと多種多様な賃貸住宅を建てられています。(全部で10数棟) 建物のデザイン、外構デザインを統一していて敷地の道路も広く取り、外構造園もかなりこだわっていて雰囲気がとても良かったです。新緑の季節には華やかな感じになるでしょうね。

見学終了後、久留米を後にして福岡に戻ります。次はインターナショナルスクールの校舎見学です。単独建物としては相当大規模で、木造建物のサイズ感ではありませんね。かなり遠くからでもシンボルになっている急勾配大屋根がとっても目立ってました。

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木造建築ならではの細やかな装飾、ロートアイアン使いなど、とても良かったです。建物内の写真はお見せできませんが、温かみのある柔らかいインテリアデザインでした。木造とは思えないほどの大空間に、木造ならではの柔らかさや温かみを感じさせてくれてます。

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全体的にデザインが素敵な建物でした。子供たちが勉強するのには最高の環境といえます。
次はセキュリティ万全、ここは外国?と思うような賃貸建物を見に行きます。建物は全てメゾネットタイプ。4棟8戸毎の賃貸住宅です。

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駐車スペースを建物と切り離し、建物周辺をグルリと塀で囲んでいるので安心感があります。建物デザインもカラフルで明るく、女性には好まれるデザインです。外装材は吹付けやタイルを使っているので落ち着いた高級感があります。賃貸住宅という感覚がまるでありませんね。

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最近の木造住宅では施工やコストを考えてサイディングの外装材が多く見受けられますが、これが質感やデザインを損なっている大きな原因ともいえます。本来、湿式の仕上げは、色み、味わい、風化を楽しめる良さがあるので、建築会社さんにはもっと積極的に利用いただきたいです。この他、高齢者賃貸住宅などの大規模木造建築も拝見しました。木造と聞かなければ分からないほどの規模や剛性を作り上げていました。今回のテーマでもある「木造住宅の多様性と可能性」をしっかりと学ばせていただきました。

2014.12.28

仕事納め

本日をもって平成26年の仕事納めとなります。
今年は全般的に業務の多い年でした。セミナー・相談会は延べ70回。ほぼ毎週、セミナー・相談会をさせていただきました。住まいづくりコンサルティングでお住いを建てられた方は20件。去年よりも多くの方にご利用いただきました。
不動産購入のお手伝いをさせていただいた方は16件。取引先様からのご紹介が中心でした。
不動産売却のお手伝いは8件。住み替えのお客様が多かったです。ご縁いただきましたお客様、お取引様、一年を通して大変お世話になりました。ありがとうございました。今後も一層の努力と信念をもって業務に取り組んで参ります。
来年もどうぞ宜しくお願い致します。

2014.10.19

岡山工務店EXPO

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岡山市南区浦安で10月18日より「岡山工務店EXPO」が開催されています。岡山の工務店16社による住宅展示&建売&分譲のイベントです。住宅メーカー(プレハブメーカー)で多く見られる、住宅を一度に見学することのできる「総合住宅展示場」はお馴染みですが、地元工務店だけの住宅展示場のイベントは非常に珍しく、全国的にもあまりない試みだと思います。オープンからの土日は天気も良かったので多くの方々が見学に訪れたようです。

この岡山工務店EXPOは、参加企業(工務店)が組合を設立し、組合のプロジェクトの一つとして実施されていますが、その組合の目的にはこう書いています、「岡山の地元の工務店が建てる家の良さを、もっと多くの方に知って頂たい・・・」目的が達せられるようなプロジェクトとなってくれればいいですね。

住まいコンシェルジュをしている私としては、工務店が住宅メーカーと同じような営業スタイルを行うことは工務店の良さを消してしまうのではないかという懸念も感じています。個を重視して、一つ一つ違う建物を、丁寧に時間をかけて建てていくのが工務店の良さだからです。
施主との距離が近いというのが工務店の良さでしょうから、住宅メーカーのように受注を多く取ための分業体制で、営業が主体となるビジネモデルは馴染まないような感じはします。エンドユーザーが求めている工務店はそういう形ではないと思うからです。工務店の存在価値を高めるようなプロジェクトになって欲しいと願ってます。

2014.09.14

住替えコンサルティング

すっかり秋の空気に変わりました。空気が乾くと全然違いますね、本当心地良い気候です。さて、そんな中、「住替えコンサルティング」をさせていただいたお客様のお引き渡しがありました。数年前にマンションを購入、手狭になったことと家族皆が車を持つようになったことが切っ掛けでの、一戸建てへの住み替え計画です。

住替えコンサルティングでは、予算の計画を立て、希望条件を確認し、それに見合う不動産を探していきます。幸い、今回のお客様は、現家の売却資金を購入物件にあてなくてもよい計画でしたので、まずは住み替え先の不動産を探すことにしました。当初は中古住宅をターゲットに探しましたが、中々希望の条件に見合うものは見つからず・・・予算を少し増やし新築の建売物件を視野に入れ物色・・・数件ピックアップをして内見してみるも、いくつかネックがあり前に進まず再物色・・・ピックアップして内見・・・再物色・・・そんなことを繰り返して3ヶ月、今回の物件に出会いました。

地元不動産会社さんが事業主の今回の物件。日当たり、通風が良く、家族全員の車を駐車できるだけのスペースが確保できています。

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その他住宅設備も充実していて住替えるだけの価値ある物件でした。立地条件、周辺環境も希望にかなっており要望にピッタシでした。この物件との出会ったタイミングは、建築が始まって間もなくで販売情報も出たばっかりだったのですが、いくつか物件を見た後でもあったので決断が早く出来たと思います。購入申込をした後で多くの問合せがあったこと聞きましたが、まさにタイミングがピッタシだったのでしょう。

不動産は水もの。良い物件と出会うには縁とタイミングが重要な要素です。それを得るには、最初によく話し合い、互いに信頼できる環境をしっかり構築することが必要です。そうすることで気兼ねなく何でも相談ができるので安心して買うことが出来るのです。不動産は高い買物ですから購入を決める時にはかなり勇気が必要ですが、上記のことを行い一定の時間と手間を掛けることでそれを後押ししてくれます。

計画を立て、物件を探し、一緒に悩み、一緒に考え、決断をする。スタイルプランニングの住み替えのコンサルティングではそれらを深くサポートします。住み替えをお考えの方はぜひご相談下さい。

2014.09.01

フィナンシャルプランについて

すっかり涼しくなりました。朝晩は過ごしやすくなったおかげで寝不足からも解放されました。今年の夏は雨が多くて湿気が酷く、高温で梅雨がずっと続いているような天気でしたね、去年の酷暑といい、今年の雨ばかりの日といい、日本の夏も世界的な気象変動で様変わりしてきてるのでしょうか。

さて、最近の住まいづくりコンサルティングで増えている相談が「フィナンシャルプラン」の相談。でも、フィナンシャルのプランニング作りを頼まれるのじゃなく、他で作ってもらったフィナンシャルプランのチェックの相談なんです。簡単にいうと作ってもらった計画案が本当に自分にあったものなのかどうか第三者から目線で率直な意見を聞かせて、という相談です。

ここ最近、住宅会社の営業サービスとして増えているのが外部のフィナンンシャルプランナーによる「ライフプラン」作り、それをベースとした住宅ローンの借入額の算出などの「資金設計画書」を無料で提供しますというものです。「お金の専門家であるフィナンシャルプランナーが無料でライフプラン作ってくれアドバイスをしてくれますよ」というものですが、一見、施主にとっては魅力的な話しに思えますが、本当に客観的に、依頼者の思いに沿って、提案をしてくれてるのでしょうか?

冷静に考えてみると分かりますよね、「依頼者の意向に沿って」ってことですから、この場合の依頼者は・・・そう、住宅会社です。昔から「タダより高いものは無い」いっていいますから、「都合作られてるんじゃないか」って疑うのも当然です。仮説のライフプランから「これくらいの借入は大丈夫です!」って言われても、本当に大丈夫って思いますよね。実際、拝見してみても「結構都合よく作ってるな」って思う提案が多いは事実です。

ライフプランを作る場合、給与や物価の変動率を任意で入力をしますが、ここは作成者の裁量で決まります。また、住宅ローンの借入額は、世帯収入、家計、家族構成、将来設計を考慮しますが、深く知り合えている関係ではない(初めて会う関係)ですから、一般論を前提として計画を立てます。変動率も一般論もコントロールすることができますから、プランナーの考え方一つでプランニングの中身を変えることが出来ます。

もちろん、良心的なプラナーもいれば、そうでないプランナーもいますし、エンドユーザーに向き合っているプランナーもいれば、ビジネライクなプランナーもいます。性格もあるでしょう。ただ言えることは、依頼者の考え方に沿ってなければ意味が無いということです。自分達の事をよく知ってくれているプランナーにでも依頼しなければ適切なライフプランニングはできないでしょう。

住宅会社にとっては自社で建てられるフィナンシャルプランにしたい、プランナーはその後の自分の仕事に結びつけたいと考えます。プランナーの主たる業務は保険の組み換えです。住宅取得で住宅ローンを組むと大きなリスクを抱えることになるので家計を見直す必要が出てきます。家計の見直しをする場合最初に手を付けるのは保険になりますから、プランナーの仕事に結び付くという訳です。ライフプランを作成してもらった方はご存知だと思いますが、ヒアリング時に現在入っている保険証書を見せます。無料でライフプランを作るということは、保険の中身を教えることになっている訳です。

ライフプランは市販のソフトさえあればで誰でも作ることができます。住宅支援機構のHPにはライフプランの簡易ソフトが掲載されているので、これらを利用することでも大方のシュミレーションは可能なのです。たまたま縁があってプランナー作ってもらうことがあったのであれば、それはあくまでも一つの参考資料として活用すればいいでしょう。敷かれたレールには乗せられないようにだけ気を付けて下さい。

相談時にもよくお話をしていますが、フィナンシャルプラン(資金計画)は、提案や意見は参考にするが人任せにしない、利害関係の無い人の意見を聞く、家族で相談し自分達で決める、です。
身の丈に合う住まいを取得しましょう。

2014.05.15

お客様からいただいた、ありがたいメール・・・

コンサルティングをさせていただいたK様から、こんなありがたいメールをいただきました・・・

~中略~

「ご報告です。お世話になった家に入居する運びとなりました。先日も夫と話しながら、なんで◯◯建設で建てようと思ったかとたどっていくと、そこには、中川さんにお世話になった◯◯◯◯から始まり、さまざまな家を見る機会を得たこと。また、売りにも出てないような土地を購入できるのか、まさに雲をつかむような話にも真剣につきあっていただいたことが外せませんでした。様々な土地の相場感や条件のご助言をいただき、素人の私たちにご示唆をいただき、大変感謝しております。家は大きければいいというも のではない。必要十分な家がよい家であること。目からウロコのようなお話や考え方を聞かせていただき、その感覚を持って、選択することができ、その結果、何の妥協もしていない満足した買い物ができたかと思います。本当にありがとうございます。」

こちらのK様は、ご主人が小さい時にお住みになられていた地域に土地を買って家を建てたいと計画されてのご相談でした。ただ現実は、かなり限定される地域であり、売りに出ているような物件も皆無という状況でした。このようなケースでは、土地を見つけるのではなく、作ることをしていかなければならないのですが簡単な作業ではありません。

あらゆる手立てを想定しながら施主様と一緒に考えました。そしてK様自ら何度も現地に足を運んでいただくような大変な苦労もしながら2年がかりで土地を確保し、その間に建築会社も平行して検討し、そしてそのお住まいが最近完成したのです。簡単に書いていますが、挫折有り、困難有りの大変な住まいづくりだったと思います。

この度の住まいづくりはまさに施主様の情熱と思いの賜物です。私はご相談に乗らせていただきアイデアやアドバイスはしましたが、それを粘り強く、時には辛抱強く、真摯に実行したのは施主様ご自身です。思いは実現するとは良くいったもので、強い意思がそれを実現したという案件でした。

コンサルティングは基本客観的に物事を見てアドバイスをしますが、実際物事を前に進める時には思いや情熱は不可欠です。そして何事も同じだと思いますが、互いに信頼がなければ関係は成り立ちません。信頼し何でも話せる関係になること、思いや情熱も遠慮無く話しできることが、良い結果に結びつくのだと思います。

このようなお客様からのメールをいただけることはコンサルティング冥利につきます。今後も、一人でも多くの方の住まいづくりのご相談を受け、お手伝い出来るように精進していきたいと思います。
K様、ご新築おめでとうございます。携わらせていただき、ありがとうございました。

2014.04.03

桜満開

今年も桜の季節がやってきました。日本人を感じる季節です。例年になく寒い今年の冬でしたが春のおとずれは早かったですね。暖かい日和に誘われて、桜を見に後楽園の西側の石関町公園に行きました。

お昼時だったんで、お花見をしながらお弁当食べている方が結構おられました。
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見事な桜です。淡い桜色の花は心を癒してくれます。
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こちらは、毎朝愛犬の散歩で行ってる桜ヶ丘公園からの風景。
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桜を堪能できるのはわずか2週間足らずですが、1年でこの時期くらいは、ゆっくり時間を取って、花を見ながら時間を過ごすっていうのも必要ですね。
2014.02.18

ソチ オリンピック

やりましたね~ジャンプの葛西選手。7回目のオリンピック出場というのもすさまじく凄いことですが、今回のソチでは個人LHで銀、団体での銅は本当に見事です!素晴らしい~!!日々のたゆまぬ努力とその執念には敬服致します!

美しく力強い葛西選手の飛型。
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団体でのメダルは喜びも4人倍でしょう。
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連日、日本選手の活躍が報道されている「ソチ オリンピック」。スポーツ観戦好きを自負しているものとしては、出来るだけライブで見ないとと目を擦りながらの毎日です。日本選手たちの一生懸命に競技に取り組む姿勢、、最後まで諦めないその精神力、最後の最後まで力を振り絞る姿には感動します。厳しい勝負の世界では栄冠を掴めれるのはほんの一握りの人ですが、その厳しい戦いの中で見える互いを尊重したたえ合う姿には美しさも感じます。
自らに置き換えてみて、生業である仕事に対してオリンピック選手たちのように本気で真剣に日々向き合っているかというと・・・マダマダ・・・本当に・・・甘いです・・・好きで始めた仕事を成就させるためには、日々の努力と精進はいつ何時も続けていかなければならないと思わされます。そんな事をも感じさせてくれるオリンピックは本当に素晴らしいです。
2014.02.14

またまた雪

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8日の20年ぶりの大雪から1週間、今日はまたまた雪が積もっています。今年の冬は例年に比べて寒い冬になっていますが雪が積もるような日が何日もあるなんてあまり記憶にないですね。雪のおかげで?アポイントもキャンセルになったので、溜まりに溜まっている事務処理をしています。今回は雪は積もっていますが、朝方からの雪だったので車も動かせますし交通機関も通常運行しているので影響は少なかったようです。前回(8日)の大雪の時は大変でした。(皆さんそうだったと思いますが)その日は午前中に契約が入っていたのですが、お客さんと連絡を取りあって午後からに変更。動いている路面電車とバスを乗継いで事務所に行くことにしました。

一応、準備万端で、まずは路面電車の最寄りの停留所まで徒歩。普通15分くらいで着きますが、その日は10cmの積雪、慣れない雪道で倍の30分ほどで到着。10分ほど待って乗車し、15分くらいで岡山駅到着しました。(ここまでは予定通り)岡山駅は人があふれていました。電車が運休や遅れのせいで、タクシー乗り場には長蛇の列。なのにタクシーは1台も無く、バス停に人が流れてきています。バスも時刻表通りには動いていなく、取り敢えず並んで待ちます。

10分・・・
20分・・・(まだまだ余裕♪)
30分・・・
40分・・・(体が冷えてきた・・・)
60分・・・
80分・・・(どうなっとんじゃい!って気分)
90分・・・(ようやくバスが来た!)

ただし、バスはすし詰め状態・・・目的のバス停までは20分余り・・・(辛抱、辛抱)ようやく到着~!そこから歩いて数分の事務所に着いた時には・・・足は凍ってました(泣)その日は雪道を想定してワークブーツを履いたのですが、防水では無かったこともあって早々にビショビショになり、待ち時間でしっかり染み込みました。当然、凍るわけです。やはり長靴にすれば良かったは後の祭り、悪天候時に格好はいりません。

岡山は災害が少なく、温暖で住みやすい街です。ただ、それに慣れてしまうと雪が積もった程度でこの有り様。「備えあれば憂いなし」、日頃からそういう意識は持たないと駄目ですね。

2013.12.31

2013年 大晦日

今日で今年も最後となりました。2、3日前からの寒波もおさまって、今日は快晴で風もなく、穏やかな大晦日です。日頃は家のことなどほとんどしていませんが、年末だけは家の大掃除をして(ちょっとだけ…)家の傷み具合も確認したりします。私は外回り担当なので経年変化による外部の傷み具合がよく分かるのですが、我が家もすでに20年・・・色々と手を入れないといけない時期になっています。この家はサラリーマン時代の20代で建てた家なんですが、家の傷み以外にも何かと不満が出てきてます。今のライフスタイルと家が合わなくなってきてるのです。

年歳とともに家での過ごし方が変わったり、趣味・嗜好が変わったことで、間取りもインテリアも設備も合わなくなってきてるのです。手を入れないといけない時期にはなっているのですが、今後もこの家に住むべきかという点で悩やむわけです。このような悩み相談はコンサルティングでも結構多くて、「多額のお金を掛けて今の家に手を入れるくらいなら、ライフスタイルに合わせて新しい家を持ちたい」と相談に来られます。まさに同じ悩みなのです。(笑) 日本も欧米と同じように中古市場が活発になって、3回くらい住み替えるのが当たり前になれば、こんな悩みはすぐに解決できる話なのですが・・・現状では中々解決が難しい問題です。

さて、1年を振り返ってみると、セミナー・相談会は70回開催しました。(これ過去最高) 理由はやはり17年ぶりの消費税増税の影響が大きかったのでしょう。おかげで建築業界は久々の受注ラッシュでした。ただ来年は消費税増税後の影響も出てくるので今年のことは無いでしょう。その反面、中古住宅市場は活発になると思います。中古住宅のリノベーションが若い方を中心に流行っていることも有りますし、個人間の不動産売買では消費税が非課税なので影響を受けにくいからです。人口が減り始めていて住宅のストック数が世帯数を超えている現代では、この傾向はますます強くなっていくと思います。

あと、気になるのはデフレ脱却の為に必要な所得のアップが、安部総理が思い描くようになるかどうかです。アベノミクスによって物価はこれからも上がっていくと思いますが、所得が上がらなければ可処分所得が減りローンも組みにくくなってしまいます。消費者はより慎重に身の丈に合わせた住宅取得を考えていくようになるでしょう。最後に来年のコンサルティングテーマを4つ挙げてみました。

① シニア世代の老後を楽しむ為の住み替えコンサル
② 30代の若夫婦向け中古住宅リノベーションコンサル
③ 消費税増税後の住宅会社クライアント争奪戦コンサル
④ 既成概念を超えた新しい住まいづくりコンサル

こんな感じのテーマが多くなるのではと思っています。予想はさておき、今年も沢山のご相談本当にありがとうございました。この場を借りて厚くお礼申し上げます。住まいづくりコンサルティングは移りゆく時世に合わせて業務を変化させていき、いつでも気軽に相談ができるエンドユーザーの味方であり続けます。来年もどうぞよろしくお願い致します。皆様、よいお年をお迎え下さい。

株式会社スタイルプランニング

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