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コラム

2008.01.27

岡山土地売買

最近、土地購入のバイヤーズエージェント業務が増加しています。住宅市場環境は厳しくなっていると言われていますが、私のところに依頼のある土地購入希望者の方は増加しているのが現状です。ここ数年の傾向なのですが、特定のエリア(とても狭いエリア)に不動産の需要が集中しており、そのエリアでは値上がりが起きています。多少過剰ぎみに感じるくらいその傾向は強く、希望地に土地が出ると数日で売れてしまうことも起きておりミニバブル化してきているようです。

逆にそうではないエリア(少し外れた程度)は下落傾向が強く、かなりの割安感を感じるくらいになっています。不動産の価値的には大きな差が無いのに、特定のスポットを外れただけで大きく値が違うのは少しどうかと思うくらいです。需要と供給で値が決まる限り仕方の無い事ですが、皆が同じ方向を向いて同じ物を好むのは少し怖い感じがします。

人が皆違うように、購入にあたっての予算も目的も動機も違うわけですからそれぞれに自分に合った物を選択し、人と違うことが普通と思えるともう少し違った結果になるように思います。そこでアドバイスとしては、土地を購入する際には土地だけ見て選ばず、出来れば建築をしていただく方々と一緒に土地選びをするのが良い購入方法だと思います。(建築会社を先に選ぶ)

そうすれば、客観的な意見を聞くことも出来ますし、建てたい建物にあった土地購入を探すようになるので、土地の見方も随分変わるものです。「住宅取得の為の土地取得」という事を今一度念頭に置いて土地探しをしましょう。「いい土地は買えたけど予算が無くて家は理想とかけ離れた・・・」では本末転倒です。

2008.01.09

新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。本年も宜しくお願い申し上げます。
さて、正月空けに住宅展示場に足を運んでみましたが、例年よりも少ない来場だったように見受けられました。
昨年の夏ぐらいから景況感が変わってきた影響が出てきているような感じがします。原油高に代表される急激な物価高も消費意欲を減退させていると思いますし、先行き透明感が買い控えを誘発させているような感じです。
とは言え、住宅取得は必要に迫られて求めるものですから、必ずしも世の中の景気で左右されるべきものでは有りません。気持ち的には慎重になると思いますが、必要な時に手に入れてこそ価値がある物です。
今年も様々な情報を提供し、失敗の無い住宅取得のお手伝いをしていくつもりです。こういう時だからこそ私たちの価値もあると思いますので、より頑張って仕事に取り組んで行こうと思っています。
どうぞお気軽に活用してみて下さい。

2007.12.26

今年一年の振り返り

今年も残りわずかとなりました。いつもながら、一年早かったように感じます。
岡山の不動産市況はと言うと、とても厳しい一年だったように思います。夏場からの確認申請厳格化の影響やジリジリと上がる物価の影響もあってか、下半期は特に低迷したように見受けられました。
自身のコンサルティング業においては、2年を迎えたことや住宅コンサルという仕事が一般的に認知されてきたこともあってイメージしていたより多かったです。
その中でも特に目立ったのが、土地取得に関わる「バイヤーズエージェント」の仕事でした。購入希望者に、直接面談ヒアリングをした上で希望されている土地を物色し、調査、契約、決済のお手伝いをするものです。
エンドユーザーさんから直接に依頼いただくだけでなく、仕事の有り方に共感いただける住宅会社さんからの取次依頼も多かったのが特徴でした。
土地取得からの新築計画が多いことや、従来の不動産購入の有り方についての不満な点が顕在化されているからかも知れませんが、この仕事については今後も多くなっていくように感じます。
新しい出会いや色々な苦労もありましたが、来年も今年以上に新しい事に取組み、新しいサービスを生み出していきたいと思っています。

2007.11.01

ニチアス軒天材問題

昨日から報道されている建材メーカーニチアスの軒天材不正認可取得問題。
誠に消費者を馬鹿にしている行為です。
住宅という生命と財産を守るべき商品で、安全の為に定められた基準に対して不正に認可を受け世の中に送り出しているという事自体許されるべきことではありません。
その部材を自社商品の一部として使用していた旭化成ホームズは、約4万棟にも及ぶ補修・交換工事を行なうと発表がありました。旭化成の商品は高耐久・高耐火を売りにしているだけに影響は多大なものになると思われます。
旭化成としては気の毒な面もありますが、品質管理という面においては取引先の選定も重要な役割があるのですから、早急な対応を願うばかりです。
何を言っても被害を被っているのはお金を払って購入した消費者です。その点を肝に銘じて、建材メーカーも住宅会社も今一度自らの仕事を振り返る必要があると思います。

2007.09.16

中古住宅の価格

中古住宅の価格はどのように決めてるの?とよく質問されます。確かに一般ユーザーは何を根拠に価格を決めているかは知りたいとこだと思います。
価格の設定は物件ごとに違うものですが、価格の根拠となる査定価格はある一定の計算式で出しています。その計算をする為に必要なものは次のようなものです。
(1)路線価(土地)
(2)取得価格
(3)不動産評価額
(4)流通価格
(5)物件の状態
(6)需要と供給の状況
(1)~(5)を調査し一定の計算式に当てはめ計算します。例えば建物の場合は、築後経過年数に対しての現価率というものがあり、建物の構造種類による標準的建築費にそれを当てはめれば価格が出るという訳です。
そして、計算を元に出た価格に対し(6)の市場性を考慮して販売価格を決めています。
このような計算式での算出のデメリットは、建物の使用状況の良し悪しや特殊な設備仕様を反映するのが難しい点です。
査定をする不動産会社の社員が、建築に関する専門的な知識を持っていればそれを考慮し評価に加えることが出来ますが、そうではない場合はマニュアルに沿ってのみの査定となっています。
最近は、その不動産が持っているポテンシャル(収益性)を重要視した査定も取り入れられていますが、査定をする人間の専門的な知識が必要なため現状では反映されているケースは少ないです。
安心して不動産を買ったり売ったりするには、何でも気軽に相談出来る業者を見つけるのが一番だと思います。

2007.09.13

不動産オークション

ようやく暑さも落ち着いてきました。本当に今年の夏は暑かったと思います。来年からは、夏の過ごし方を真剣に考えないといけないと思いました。
さて、最近増えてきた「不動産のオークション」についてですが、お客様からの質問も多くなっています。
現在、不動産オークションは主催企業がウェブを利用して行なっています。首都圏を中心とした限定的な範囲で行なわれていますが、圧倒的な需要が後押しし、かなりのスピードで浸透しました。今では、大手の不動産会社から個人に至るまで利用するに至っています。
地方都市である岡山ではまだ具体的なものはありませんが、オークションの特徴である「公正・オープン・納得感」を考えれば、早々に普及していくのではないかと思います。
高価な買物だけに取引には十分気を付けないといけませんが、必要な情報がフェアな形で公開されることと、適切なエージェント(従来の不動産媒介業者で取引の専門家)が味方にいれば問題は無いでしょう。
インターネットの普及無くては有り得なかったことです。今や無視をすることも出来ないのも事実です。うまく使えば、誰でも何処でも参加出来る便利なものですので、良い形で普及していくことを期待しています。

2007.08.19

残暑お見舞い申し上げます

連日、暑い日が続いています。最近では40度近いのが普通になってきている感覚が怖い感じすらします。
この時期の住宅・土地の売買は「夏枯れ」と言われるくらい取引が少なく、買う側も売る側も一服してしまう時期です。
さて、数日前に大手住宅メーカー「パナホーム」の身売り話が新聞に出ていました。これから始まる住宅業界再編の一つと報道されていました。
日本を代表する企業「松下電器」の住宅部門であり、昔からの根強いファンもおり、住宅設備関係では他の住宅メーカーに無い特徴もあった住宅会社だけに正直ビックリしました。
確かに、近年リストラを繰り返し経営体質を強化しているようでしたが、他の住宅会社に吸収されるような形になるとは想像だにしませんでした。
バブル経済崩壊後、人口の少子化、住宅ストックの飽和、人生観の多種多様と住宅・不動産を取得する環境は大きく様変わりしてきています。
トヨタとミサワに続く住宅メーカーの合併・吸収、これから始まる再編の足音が確実に近づいてきているようです。

2007.07.25

工務店倒産

先日、地元工務店の一つが倒産しました。この建築会社は分譲住宅を多く手がけている会社でしたが、長きに事業を行っており多くのユーザーさんもいらしゃる会社でした。
岡山では今年に入って中堅ゼネコンや工務店の倒産が続いています。10年余りのデフレ経済を経由しての今日、世の中は景気が上向き拡大しているようですが、建築業界は厳しい受注競争が続いており、今後もこの傾向が続いていくと思われます。
購入、引渡し、移転後は、アフター的なもの以外実害はありませんが、契約間もないケースや引渡し前等であれば大変です。
安さだけの魅力や強引な営業、多額の入金依頼などには注意して慎重な購入を心掛けて下さい。

2007.07.06

岡山土地探し Vor3

100%自分の条件が揃っている土地を見つけるのは難しいものです。また、一般的に好まれる条件が全て揃っている土地は、需要が高く金額的に高くなってしまっています。予算に余裕がある方以外はそういう土地を購入することは難しいのが現実です。
コンサルティングでは、自分の条件にあった土地をどうやって探すかをテーマに、次のような事をお話させていただいています。
(1)購入条件の優先順位を付ける
(2)東西南北(岡山駅を中心に)のエリアは最低決める
(3)資金計画を立て予算を把握する
(4)建てたい住宅のデザインを決める
(5)購入時期を決める(購入の動機を明確にする)
(6)市場価格を知る
これらを一つ一つ確認して、その上で物件を探すようにしています。詳細は割愛しますが、高価な買物ほど「たら」「れば」を考えてしまい決断する時には迷うものですから、「希望に近い物件」と判断し易いように自分の基準を明確にしていきます。
その中でも(5)については、不動産購入決断の為に必要なことで、これがなければ住まい作りのスケジュール自体立てることも出来ません。
物事の判断で一番大切なのは動機であり、それが明確であればあるほど、迷わず決断出来るのだと思います。

2007.06.10

年金問題と住居費

昨今、世間を賑わしている年金問題。確かにお金を受け取った側が記録を管理していないなど、言語道断といわざるを得ません。ただ、このことをここで論じるつもりはありません。今回は、老後の住居費について考えます。
近年の住宅建築者の多くは30代前後の施主が多く、長期のローンを抱える決断とともに購入の選択を迫られます。建てるべきか建てざるべきか?
建てたほうが得と考えます。
家を建てた場合、取得に必要なローンの支払いと固定資産税が「住居費」として必要になります。シビアに言えば修繕費やリフォーム費用も必要になるかもしれません。
一方、賃貸住宅の場合、住居費=家賃です。毎月○万円さえ払えれば住居費として消えていくお金は家賃だけですみますが、より条件の良い広い場所へ移ると家賃は上がり、敷金保証金等まとまったお金もその都度必要になります。
問題は老後の居住の在り方です。持ち家の場合、年金受給時期までにローンが終わっていれば(一般的には終わる)最低年間の固定資産税だけで生活できます。また、介護施設に入る必要になった時にも、持ち家を担保にお金を借り施設に入る選択肢も残されています。
賃貸の場合は、変わらずに家賃を払い続ける、介護サービスを受ける、施設に入る、どのような選択肢も日々毎月、多額の住居費が必要となります。
家を建てる=住宅ローンを背負い込むではなく、将来の為の住居費を抑えると考えたほうが良いのかもしれません。

2007.05.14

町並みづくり

先日、とある住宅会社の見学会に出かけました。そこは通常の完成見学会ではなく、ひとつの団地全体を、建物の外観、意匠、外構統一してデザインしたものでした。
倉敷に出来た団地ですので、白壁をイメージして、外壁の色、屋根の形状などを計算して建てられていました。
外構も統一されており、緑も多く植えられ、カーポートにはコンクリートではなく石を敷いてあり、今よりも今後に亘ってより綺麗になっていくと感じられました。
かといって建物の間取りが同じ訳ではなく、一軒一軒、違った間取り、違った内装や色調に仕上げられています。正直、素晴しい団地でした。この団地は『町並みづくり』を計画し、実行した為、一定の統一感が生まれ美しさを生んだものだと思います。
『町並みづくり』という事を考えた場合、日本と欧州とでは大きく考え方が違います。
ヨーロッパでは土地は国のもの、それを100年とか200年とか借地として借りて建物を建築します。その為、建築制限は『五階建てを建てなさい』とか『壁の色はこの色になります』とか地域ごとにルールが決められています。
日本の建築制限は個人所有の土地に個人所有の建物を建てるため、○○以下○○以内という制限になります。それの是非を言うつもりはありませんが、町並みをつくるという目的で、一定の制約を設けて何かを統一することで美しい町並みをつくり、それによって資産価値を高めたほうが良いのではと思います。
今現在、建てられている団地やマンションが100年後200年後に世界遺産になるでしょうか、少し考えさせられます。
ちなみに冒頭の団地を手がけた担当者とは旧知の仲で少し苦労話を聞かせてもらえましたが、相当の覚悟や労力や努力が必要だったらしいです。その汗は50年後100年後には必ずかえってくるものだと信じています。

2007.04.26

金利動向

今年度は景気回復を反映してか、大手各社を中心にベースアップのニュースが発表されました。地方都市岡山ではあまり好景気を実感できるまでに至っていませんが、大都市を中心に景気は確実に良くなってきているようです。
好景気イコール良いことばかりではありません。住宅取得を考えている人にとっては特に金利が気になると思いますが。景気が良くなれば金利も当然上がっていきます。
金利は特性上、下がるときはある程度時間をかけながら徐々に下がるようです。上昇の際にはかなりのスピードで上がることが多く、過去の事例からはそれが読み取れます。今後は過去の様に急激に上がることは考えにくいですが、今後数年で確実に上昇していく気配はかなり強い状態です。
大都市での景気浮揚や、地価の上昇はおよそ三年~四年経った後に岡山に浸透してきています。首都圏を中心とした地価上昇が地方に来るまでにはもう少し猶予がありそうですが、金利については都銀が上昇すれば、それは先に全国に飛び火します。つまり、地方都市では景気が回復基調になっていなくても、金利だけが上昇する可能性があるのです。
金利上がると言うだけで住宅取得を考えるのは危険ですが、今まさに必要と感じている状態なら、今後の金利動向には充分注意する方が良いでしょう。

株式会社スタイルプランニング

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