8月30日に行なわれた衆議院選挙、今回の選挙は「政権交代」が大きなテーマとなり、選挙中は私の周辺でも選挙に関する話題があちこちでされるような選挙でした。
結果はご存知の通り民主党の圧勝で終わりました。自民党のネガティブキャンペーンは政権与党とは思えない酷いもので聞くに堪えないものでしたが、国民はその程度のことしか話せない自民党に対してきつ~いお灸をすえたように思います。
昨年、アメリカが牽引してきた市場主義経済の終わりを告げる「リーマンショック」があり、アメリカの大統領選挙でも大きな政治のチェンジがありました。今回の衆議院選挙も一つの時代が終わる出来事のように感じます。
現在の社会的な閉塞感や将来への不安解消、格差の改善を行うためには、新しい人達で、今までと違う考え方で新たなルールを作る必要があるでしょう。今回はそういう意味での国民の選択であり、その期待も大きいと思います。
民主党はそれを肝に銘じ、決しておごることなく(自民党のように)真摯に政治に取り組んで欲しいと思います。公約に掲げたことを実現する事がその存在価値を高める事を忘れないようにして欲しいと願います。
さて、そんな私も民主党のマニフェストに何が書いてあるのかとあらためて見てみたところ、自らの不動産業界に関する記述がありました。「一つの業者が売り手と買い手の両方から手数料を取る両手取り引きを原則禁止とする」と言うものです。
安全かつ安心に消費者目線での不動産取引を実行しようとした場合、「両手取り引きの原則禁止」は重要な意味を持ってきます。「利益相反」という矛盾を解消できる施策ですから本来あるべき考え方と言えます。
不動産業界は手数料が半分になると嘆くところも出てくると思いますが、適切な取引と消費者の保護を考えれば今まで規制しなかった事に問題があり、この機会に改善する事は必要であると思います。
当社で行なっているバイヤーズエージェントの考え方はまさにこの事であり、本来あるべき姿であると思っていますので、私はこの政策を歓迎します。
これは一例ではありますが、政権交代する事で今まで当たり前にしていた事を見直すことが出来るチャンスになります。ぜひ民主党には、国民の生活目線で物事を見ていただき、国民の選択が良かったと思える政策を実施していただきたいと思います。
column
住まいづくりワンポイントアドバイス
政権交代
岡山の建築家との懇親会
先日、岡山の建築家5名の方と懇親会(意見交換会)を行いました。幹事は日頃仕事でお世話になっている(株)unita設計室・横田設計士さんで、横田設計士さんのブレーンである建築家の方々とお酒の飲みながら話をするという場でありました。
集まった皆さんはつわものぞろい?で、いろいろな話を伺いました。もちろん、私が行っているコンサルティングの話もさせていただいたのですが、建築家の方々の「生き様」というか「志」というかクリエイティブな仕事ならではの苦労や取り組みの話はとても刺激的で興味深いものでした。
詳しい事を書くと何時間掛かるか分からないので割愛しますが、形の無い物を作っていく作業はとても大変で多くのエネルギーを使います。それを支えるには情熱が必要で、席を共にした建築家の皆さんはその煮えたぎる情熱をビシビシ発しておられました。
建築においての設計と施工、これは一体でなくてはいけない反面一定の距離をおいた緊張感も必要な関係であるといえます。最近は住宅メーカーを代表として設計と施工を一体にした体系をとっているところが多いのですが、この場合メリットだけでなくデメリットも生んでしまっている現実があります。
建築家の方々と話をしていて感じたのは、それに対しての危機感というか、改善というか、変えていかなければいけない(本来の姿に戻す)という問題意識だったように感じます。私の仕事に置き換えてみるとまた違った見方もありますが、今やっている設計士、施工者、エンドユーザーの通訳をする仕事の必要性は今回も強く思いました。
このような時間は色々な事を気づかせてくれる切欠になります。今後も機会があればこのような時間は作りたいですし、出来れば何らかの形で発信していきたいと思います。
外部ネットワーク
ここ数ヶ月かなり忙しい日々が続いています。ありがたい事なので不満では無いのですが、何せ体は一つしかないので、アポイントの調整がかなり難しくなっています。
以前ですと、急な連絡をいただいても時間を作る事が出来たのですが、今は一週間前では難しく、予約を早め早めに入れていただいてやっとという状態です。
コンサルティングの仕事は、個人の経験と情報に加えヒアリング能力がとても必要です。それが無ければただ話を聞くだけで、アドバイスするところまで行きません。したがって、時間が無いから代わりに誰か、という訳には行きません。必然的にキャパシティが決まってしまうので引き受けられる仕事が限られてしまいます。
私は、多くの方々にコンサルティングを利用していただくことを信条としていますが、これでは自分の意に反してしまうので、新しい試みを始める事にしました。
今回、HPでも「外部ネットワーク」という形でご紹介していますが、日頃一緒に仕事をする機会が多いブレーンの方々にお手伝いいただくシステムをとるようにしました。ご紹介している方々はそれぞれその道のエキスパートで人間性も豊かな方々ですから、きっと適切な解決策を見出してくれると思っています。
アテンドは私が直接させていただきます。お悩みの事があればお気軽に相談してみて下さい。そしてご連絡は出来るだけEメールでお願いします。
4年目
スタイルプランニングも4年目を迎えました。法人設立前からですと、この仕事を始めて5年半になります。サラリーマン時代の多くの経験と、湧き上がる強い思いから、エンドユーザー向けコンサルティングという仕事を始めました。最近、「本来思い描いていた形にようやくなってきたかな」と言うのが正直なとこです。
住宅・不動産業界に従事して20年余になります。ぎりぎりバブル経済を経験している一人です。この激動と言える間は、それまでの高度成長に支えられた経済が大きく変化し、それまでの常識ではありえないと言われる事が次々と発生した時でした。
バブル崩壊後は、「地価が下落する」「住宅ローン金利が3%以下」など、それまでには考えられなかった事が次々と起こりました。住宅セールスにおいては、タブーと言われた方法が行なわれるようなこともありました。誰もが体験した事のないことのオンパレードで、その場その場を何とかしのいでるという有様でした。
一方消費者も、「不動産を手に入れる」という目的が主だったものから、「自分のライフスタイルを表現するもの」という買い方にシフトしていった時期でした。現在の、大量生産の商品よりカスタマイズされた商品を求める傾向は、これらの経緯があったから進んだと言えるでしょう。
あらゆることの常識が壊れ、購入者に志向に沿った新しい商品が次々生み出されたのは、この20年余があったからです。そして、消費者志向の考え方がより重要とされる時代に合わせ、建築における規制が毎年強化されるようもなりました。
そして、住宅の購入の仕方も変ろうとしています。現在のように情報が溢れている状態では、必要な情報を手に入れることができても、必要な情報を整理する事は難しくなっています。また、規制が強化されたおかげで消費者を保護する条件は整備されましたが、契約書などの書類はより複雑で大量のものとなり、それらを理解する事は大変な作業になっています。
住宅コンサルティングという仕事はそこを埋める役割をもっています。購入者が物件の内容を理解して必要な物を適正な金額で購入する為のお手伝い、万一の時の為に必要な契約内容を把握しリスクヘッジする作業、安心して満足のいく住まいづくりのサポートを行なう仕事です。
そういう意味では、この仕事はこれからが本格的に必要とされるのではないかと感じています。今まで以上に情報収集を怠らず、利用いただく皆さんが必要と感じれる提案を続けていきたいと思います。
いろいろな思いを巡らせる4年目という節目でした。これからも宜しくお願い致します。
GWの展示場周り
GWも終わり夏らしい天気になってきました。日に日に日差しが強くなってきていますが、今年も昨年の様に暑~い夏になるのでしょうか。
さて、この5月~6月は住宅契約が多い月でもあります。どんな状況かGW中に各総合展示場を見て回ってみました。来場者数は昨年と変わらない雰囲気で、各メーカーさんに聞いてもそのような返事でした。
一先ずは世の中をにぎわせている「100年に一度経済危機」の影響は少ないようです。元来、住宅は必要に応じて取得するものですから、思い立ったが吉日ではありませんが、必要な時に得て初めてその意味を成すものです。そんな事を考えれば当然のことかも知れません。
ただ、昨年と大きく様変わりしていると感じたのは住宅ローン関係です。これについては景気の低迷からくる銀行自身の自己資本の毀損が原因ですから、もろに影響が出ているように感じます。実際、ローンが通らないケースが増えており、自己資金の少ない方、フルローンでの計画の方は益々厳しい環境となっています。
総合展示場のセンターハウスの方にも少し話を聞いたのですが、来場されているお客様が興味をもたれ求めているキーワードとしては、「エコ」「リーズナブル」「個性」「デザイン」などが多数だそうです。
「エコ」については、太陽光発電やオール電化、エコキュートなど設備に関するもので、環境問題に対する意識の高さかと思います。「リーズナブル」は、現状の経済動向を考えれば当然のことで実用性が高くコストを抑えていて、必要としているものが確実に得れるということえを求めているのでしょう。そして、「個性」「デザイン」については時代背景もあるかと思いますが、住宅が単なる住まいではなく、自分自身を表現する持ち物として位置付けられてきている証なのでしょう。
出展メーカーさんにあてはめて見ると、「エコ」はOKですがその他は難しいと言わざるを得ません。住宅業界を牽引してきた住宅メーカーですが、今の時代には対応が出来なくなってきているようにも感じました。
バブル崩壊後20年以上がたち、今までの常識が通じない時代に突入しました。資本主義の有り方もそう言われているように、今まで良いとされてきたものは色んな理由で見直されてきています。建築業界や広告業界もしかりで、今までの有り方では難しいのかも知れません。より消費者の目線で必要とされるものを提供する形に変化する時期なのかと思います。
そんな事を感じさせられた展示場周りでした。
不動産会社の紹介
コンサルティングをしている中で、「不動産情報をタイムリーに得られる会社を紹介して」欲しいと依頼されることがあります。
探される不動産によっても異なりますが、住まいづくりコンサルティングでは住宅用地を探す方が多いですから、そういう点において住宅用地の情報に強く、住宅も含めた不動産の専門知識をもったスタッフがいる会社を紹介させていただいています。
その不動産会社が「株式会社ファーストランド」という会社です。実は当社の関連会社でもあり、住まいづくりコンサルティングの仕事で日頃からタイアップさせてもらっているのですが、スタッフ全員が住宅営業経験者であり、宅地建物取引主任者、ファイナンシャルプランナー等の専門ライセンスを取得しているなど、他の不動産会社さんとは少し違ったスタンスで仕事をしている会社です。
この会社では、買主が必要とする不動産情報を毎日どこからか収集しデーター化していますので岡山の一般流通の不動産情報はほとんどもうらしています。また、人柄・人間性に魅力あるスタッフが揃っているので、気軽に不動産に対しての相談が出来るところなどが他に会社に無いところです。不動産業界にはめずらしく、面談ヒアリングを中心として物件収集をしてくれるなど、買主とのコミニュケーションを重要視したにサービスを提供してくれています。
コンサルティングセミナーなどでもお話をさせていただくのですが、物件自体もさることながらその商談・取引に関するプロセスが「良い買物」が出来たかどうかを左右します。買主の立場で情報を提供してくれ、」ネックがあればそれを解消するために調査、交渉をしてくれる、そんな不動産会社が取引をお願い出来れば「良い買物」をすることが出来るのだと思います。
この春からHPもリニュアルされ、より使いやすく見やすいHPになっています。そして、コンサルティングの仕事に関してはスタイルプランニングも業務委託を受けご協力させていただいています。新たにリノベーションやデベロップ事業などにも積極的に取り組まれるようですので、「どこか良い不動産業者はないかな~」と思われる方は一度HPをのぞいて見てはいかがでしょうか。
お花見
ホームインスペクション
最近、ホームインスペクションという言葉をよく耳にします。
ホームは「家・住まい」を指しますが、インスペクションは本来IT用語で、「ソフトウェア開発の各作業工程で設計仕様書やプログラムを第三者が検証し誤りや問題点を検出する」という意味があるので、これを家づくりにあてはめて「住まいの第三者による検査及びチェック」という意味のようです。(造語でしょうね)
利害関係の無い専門家に住まいづくりの過程や中古住宅などの現状をチェックしてもらうことで、物件のトラブルを未然に防ぐ事も出来ますし、現状をきちんと知る事によって購入意思の確定もしやすくなりますから、不動産購入者にとってはとてもありがたいサービスです。
従来は、建築士や不動産業者に知り合いがいれば厚意で見てもらったりしていましたが、ブレーンがいなければ元々無理な話ですし、いたとしても厚意であるが故に勝手も言いにくいのが正直なところでした。「必要性はあるのに依頼する先が無い」そんな状況の中で生まれてきたのが「ホームインスペクション」という仕事なのです。
現在、中古住宅を購入する方が多くなっていますからそのも需要はとてもあると思います。中古住宅の場合、建築時の建築基準で作られていますから、現在の基準に照らし合わせると改善すべき点もありますし、住んでいた方の使い方や保守によって建物の経年ダメージも随分違っています。それらを専門家の客観的な目線で診断してくれれば、買主は納得した上で購入が出来ますし必要なリフォーム費用も見込める事が出来るという訳です。
岡山ではまだ専門会社はないようですがこれから大きく伸びそうな要素を持った仕事だと思います。住まいづくりコンサルティングを行っている当社は提供できるサービスの一つとして前向きに検討したいと思っています。
花粉症・・・
花粉症にやられています・・・
昨年までは春先に少し鼻をぐずるくらいで「花粉症など無縁!」と思っていましたが、今年は1週間前くらいから眼の周りがとてもかゆく、鼻の奥に虫が走り回っている様な奇妙な感覚が続いていました。
2、3日前くらいからそれがエスカレートし始め、鼻水が昼夜問わず寝ていても出てくる始末、眼はショボショボと開けられない感じでかゆみが酷くなっています。社内の花粉症先輩O君に聞いてみたところ「それはまぎれも無く花粉症です!」と一言。花粉症の仲間に入った事を痛感しました。
定例のセミナーを週末に控え、お話する原稿をまとめる作業をしているのですが、花粉症症状からくる集中力低下の中では中々はかどらないのが現状です。このまま症状が悪化してくると仕事にも大きく影響してくることが想定できるので帰りに薬を買いに行くことに・・・
ドラッグストアに行くと花粉症関連の薬があるはあるは・・・その数を見れば世の中に花粉症で苦しんでいる人が沢山いる事が理解できました。あまりにも数が多く何を選べばいいのか分からないので、お店の方に症状を伝えお願いすると有難い事に薬をチョイスしてくれました。
現代人特有の病と言われる花粉症。これから花粉症との長い付き合いが始まりそうです。
サンデーコンサルティング
今年から岡山市の総合展示場「ハウジングスクウェア青江」(山陽新聞事業者主催)のサンデーコンサルティングをさせていただくことになりました。内容は「土地購入の為のコンサルティング」で、先日の2月22日(日)が初回だったのですが告知早々に予約も一杯となり、何人かの方にはキャンセルさせていただくほど好評だったようです。
ご相談内容は様々でしたが、お越しいただいた皆さんの共通点としては「商談の進め方の確認」「購入に関しての注意点」など具体的案件の前段階にあたるご質問が多かったように思います。これはある意味、それだけ一般の方が不動産購入に対する知識を得る手段が乏しく、また不動産業界自体の情報提供の少なさなのでしょう。
住宅と土地は必要不可欠な関係ですが、住宅業界に比べ不動産業界は分かりにくく、その対応もまちまちである為、購入者はどうしたらよいのか分からないという状況になっています。高額な買物なのにそれを扱っている業者側はその意識が低いというのが正直なところかも知れません。
岡山の場合、地価が安く土地を購入しやすい環境が整っている為新築される方の50~60%が一次取得者(土地から購入して新築)といわれています。よって住宅会社も土地情報提供が最大のセールスポイントと位置づけ積極的に土地情報提供をしています。そんな現状から、総合展示場センターハウスとして今回のコンサルティングイベントを始められました。
夢のマイホームを取得するその最初の土地取得、安心して計画を進めていく為にも機会があればコンサルティングを受けて見て下さい。
コンサルタントの懇談会
先日、とある懇談会に出席してきました。懇談会に集まっている方は住宅コンサルタントをしている方々で、現在の仕事の状況、今後の展望、問題点について話し合うものでした。
私自身は、今回はゲストでの参加であったので気軽な気持ちで参加させてもらいましたが、内容はとても充実しており、日頃の活動にヒントなるものが多くとても参考になるものでした。
その中で「住宅コンサルタント」というネーミングを「住宅コンシェルジュ」にしてはどうかとの話がありました。「コンシェルジュ」とは直訳すると「管理人」ですが、ホテルなどでは「案内や要望に応じる世話人」の意味として使われています。まさに私たちの仕事は、コンサルタントよりもコンシェルジュではないかとの話だったのですが、これには私も大共感しました。
コンサルティングは、「業務または業種に関する専門知識を持って主に企業に対して外部から客観的に現状業務を観察し問題点を指摘し原因を分析し対策案を示す」ものです。私たちの行っているエンドユーザー向けサービスは、コンサルティングよりもコンシェルジュの方が言葉に意味的にも合っているように思います。
言葉から受ける印象も「コンシェルジュ」という方が柔らかく受け入れやすい感じがしますし、個人対象の業務には似合っていると思います。そして言葉の意味である「案内人」は実際の業務を直接的に反映していて現実感があります。言葉だけが先行しては意味がありませんが、自らの仕事をより分かりやすく伝わりやすい言葉に置き換えることはとても大切なように思います。
まさに「住まいづくりの案内役」になれるよう、現在の仕事に取り組んでいきたいと強く感じた懇談会でした。
章栄不動産の破綻
先月、広島の中堅デベロッパーの章栄不動産が破綻しました。当日は愛媛の不動産デベロッパーであるジョーコーポレーションの破綻も発表され、不動産デベロッパーのおかれている状況の厳しさを目の当たりにする出来事でした。
当社にも、これらの会社に対する質問を昨年は多くいただいていました。会社の与信関係や商品に対する評判などが中心でしたが、様々な噂が飛び交っていただけに購入を検討されていた方は特に気を使われていたようです。
中でも章栄不動産については、新築間もない物件を他の不動産会社に転売し、大幅な値引きで再販するような事をしていただけに不動産会社の社会的信用も失なわせました。アメリカ発金融危機の問題や急激な市場の変化に仕方なかったのかも知れませんが、レバレッジをきかせた自転車操業的な仕事のやり方については大きな問題があったように感じます。
特にマンションのような共同住宅では多くの入居者の方がおられるだけに、購入条件が違うことによる問題は後々の管理にも影響を及ぼします。マンション自体のクオリティを下げる要因になり、資産価値を下げ、修繕時のトラブルを生む原因になるだけに、販売する事業主の責任は大きなものと言えます。
今回の件でさらに物件に対するイメージは悪くなってしまいました。起きてしまったことは仕方ありませんが、すでに購入しているオーナーとしてみれば買い替えがしにくい物だけに悔やみきれないというのが正直なところではないでしょうか。
2009年は始まったばかりですが、色々なことが大きく変わるように感じます。20年前のバブル崩壊を経験している一人ですが、その時とは全く違った雰囲気を感じます。
ぜひ、購入者にとって良い変化となって欲しいものです。