ようやく猛暑もおさまってきました。今年は本当に暑く長い夏でした。それもようやく終わりに近づいているようです。
さて、そんな状況の中、コンサルティングの仕事でよく行く住宅展示場が賑やかになっています。8月のお盆過ぎぐらいから来場者がとても増えていて、先週の土日も岡山市の「ハウジングスクウェア青江」と「RSKのバラ園」は駐車場は一杯、各展示場の中も来場の方が多く華やかな雰囲気でした。
景気も長く低迷し、先行き不透明感は増しているのにもかかわらず来場が増えている理由は、長期金利の更なる低下で住宅ローン金利が一段と安くなったことと、景気対策である住宅減税や住宅エコポイントの期限が迫ってきたところにあるようです。
特に住宅ローンの主力である「フラット35」に関しては、期間限定の優遇金利が大きな魅力となっていて「貯めるよりも借りる」に拍車がかかっています。
政府にとって住宅政策は、経済波及効果が大きく、個人消費を引き上げる作用がとても大きいので、自民党から民主党へ政権交代した折に次々と政策が出されました。その政策が実行され期限も迫ってきた事が駆け込み的な効果を生んでいるように思います。
昨年は住宅着工件数が大きく落ち込み(40年ぶりの落ち込み)住宅関連企業は大きく業績を落としました。世の中の住宅に関する概念も大きく変わったこともあり、新築を主体とした住宅会社はその激変に耐えしのんだ一年でした。
したがって、この需要の高まりは久々の大きなチャンスと捕らえ、各住宅会社が様々なキャンペーンなども行なっています。消費者もどうせ買うなら少しでも特になる時期にとそれらを見ようと来場しているのかも知れません。
2,3年内には…とお考えの方は、季節も良くなるこの秋に展示場に足を運ばれてみてはいかがでしょうか。
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住宅展示場
購入しました「ipad」
新しいアイテムを手に入れました。予約を入れても時間がかかると聞いてましたが予想を裏切り、予約→直ぐにゲット出来ました。
その手に入れたものは「ipad」アップル社の新商品です。ネットやEmailを頻繁に使うのでスマートホンを買おうかと思っていましたが、携帯電話サイズだと落としたり取扱いが丁寧でないだけに購入するのに躊躇していました。
そんな中で発売された「ipad」これだとB5サイズなので扱いやすく、PCと比べてもかなり軽くて薄いのでかばん入れての持ち運びが楽です。外で使いたいのがネット、Emailなので3G対応だとその利便性は高く、現在のコンサルティングの仕事では大いに活用できます。
基本、操作はihonとほぼ同じでアプリも流用できますしネットへの対応も早く何処でも接続が可能です。画像はかなり鮮明!B5というサイズが丁度見やすく取り扱いもベター!
一番仕事上で使いたいのがマップなのですが、これがかなりいい代物です!とにかくスピードが速く航空画像も直ぐに切り替えれます。公共施設や学校などのピックアップも直ぐにでき、表示や距離を確認するのもとても便利です。
実際にコンサルティングで使ってみると、お客様の反応も良くリアルに色々なものが確認できるのはかなり高評価いただけます。IT関連のツールはどんどん便利になっていきます。使う方もそれに合わせて柔軟に対応しないといけませんね。
増えています!「中古住宅立会い・住宅診断」
厳しい暑さが続いています・・・いつからか夏の暑さが猛暑になってしまいました・・・やはり地球温暖化は着実に進んでいるようです。
さて、弊社サービスで最近増えている業務を紹介します。今年になってとても多くなったのは中古住宅の立会い・住宅診断で月に数件は依頼を受けています。内容は名の通り、中古住宅を依頼者と一緒に見に行き私の客観的な意見を述べさせていただいたり、物として住宅を診断をさせていただいたりしています。
中古住宅を購入する場合、多くの不動産業者が「気の済むまで見て下さい」と言われます。とは言われても、充分な知識や経験の無い一般の購入者としては何をどう見れば良いのかも分からず目に入る物をただ漫然と見ているのが現実です。
住宅を良く知っている人や建築や不動産のプロならば見るポイントと言うものがあります。それらのポイントを見て価格の正当性を判断したり、購入するかどうかの物差しとしています。特に個人が売主になる中古住宅の場合、取引上瑕疵担保責任が免責になるケースが多いので取引前に対象物件をチェックしておく必要があります。また多くの場合、購入後にリフォームをともなう事が多いのでその予算の目処も立てておかなければなりません。
これらのことを払拭するために「中古住宅立会い・住宅診断」があります。不動産取引のプロが購入者と一緒に対象物件を見て客観的な意見を述べ、その意見を参考にして購入の有無を決めたり予算を組み立てたりするのです。このようなサービスも首都圏や関西圏などでは当たり前のようになっています。地方ではまだまだサービスを提供している会社は少ないですが、中古住宅の取引が多くなってきている現状を考えると必要不可欠なものだと言えます。
取引に直接係わらない客観的な意見を聞くことは、購入を決断するための大きな判断材料になりますし、安心して購入できることにも繋がります。中古住宅・中古マンション購入をには必要なサービスの一つだと思いますので、購入をご検討なさっている方はご活用を検討なさってみてはどうでしょうか。
気になるサービスの種類や利用料金は以下のようになっています。
①中古住宅の同席立会い(レポート有り)・・・10,500円~
②同席立会いと重要事項など不動産調査(調査書有り)・・・31,500円~
③建築士も同席した住宅診断とリフォーム提案・・・52,500円~
④その他依頼者の要望に合わせた住宅診断・・・ASK
※岡山市内以外では別途交通費をいただくこともあります。利用方法や活用の仕方は自由ですし料金の相談もさせていただきますのでお気軽にご利用下さい。
面談無料相談の日
ジメジメした日が続いてます。今年の梅雨は曇りや雨の日がいつもより多いように感じます。雨が降るときには集中豪雨のような激しい降り方をし、雨があがった後も雲が中々切れないという日が続いています。一方、この梅雨時期は家づくりを進めるには良い時期の一つでもあります。年内入居や年度内入居を考えている方にとっては今がまさにそのタイムリミットであり、忙しく検討している方も多いのではないでしょうか。
さて、そのような中、スタイルプランニングでは『面談無料相談』の日を設定するサービスを始めます。もともと、メールでのお問合せは無料としておりましたが、メールのやりとりだけでは内容を把握する事が困難な案件もあり、後日面談してお話を伺うケースでは相談料をいただくこともあります。活用していただく方が増えるたびにご相談いただく内容も多様化してきましたので、従来通りの『メール無料相談』に加え『面談無料相談』も新たに設定させていただきます。ただし、面談無料相談日については、月の中の指定日・指定場所に限らせていただき、事前予約の受付のみとさせていただきます。
少しでも多くの方々に住宅コンサルティングを利用していただきたいとの思いからですので、日時都合が合う方がいらしゃればお気軽にご相談・お問合せいただければと思います。
ちなみに、今月の『面談無料相談日』は下記の通りとなります。
7月17日(土曜日)10:30~12:00 1組 弊社事務所にて
7月26日(月曜日)18:00~19:30 1組 弊社事務所にて
住まい夢フェア
来る7月3日、4日の両日、CONVEX岡山にて「住まい夢フェア」が開催されます。これは岡山県最大級の地元工務店・住宅設備メーカー60社による共同イベントで、今年で第19回目になる展示相談会です。主催者はウッディワールド野崎さんで私どもの協賛させていただいています。
大手住宅メーカーなどではこのような総合イベントを頻繁に行なっているようですが、地元工務店さんでは単独開催は費用や集客面で難しいこともあり、今回のような共同開催という形で年に1回~2回行なわれているイベントです。
エンドユーザーとしては一度に多くの物を一同に見ることが出来る点、各種無料コンサルティングを受ける点、最新設備などを体験できる点が大きなメリットと言えます。また、お子様と一緒でも各種イベントや催しものも開催されているので家族皆で楽しめます。
梅雨の最中ではありますが、暑さを吹き飛ばす熱気溢れる会場にお出で下さい。ちなみに私は7月4日に「不動産の得するお話」というセミナーをお昼にさせていただきます。そちらも興味ありましたらお聞きになって見て下さい。
女性建築士ユニット「sama-sama」の家づくりセミナー
6月13日(日)に女性建築士ユニット「sama-sama」の家づくりセミナーの講師を務めてきました。今回のテーマーは「土地選びのポイント」私が日頃もっとも多く行なわせていただいてるセミナーの一つです。
今回の主催者「sama-sama」は女性建築士3人で構成されたユニットです。言葉の意味はバリ語で「そうそう、わかるわかる」とか「どういたしまして」という意味だそうですが、女性建築士ならではの決めの細かいヒアリングと提案力が魅力の方々です。
日頃は各々設計業務を進めておられるようですが、これから住まい造りを始められる方々向けにこのような「住まいづくりセミナー」を定期開催されています。ユニット中の「Unita設計事務所」横田設計士と私がたまたま知り合いであったことと、ユニットの考えに共感した事もあって、8つのテーマの一つである「土地探しのポイント」を今回引き受けさせていただきました。
当日は朝から雨が降るあいにくの天気の中、わざわざお越しいただいた参加者の方々とユニットの御三方に2時間弱お話をさせていただきました。参加者の皆さんもさることながら、ユニットの方々が熱心に耳を傾けていただいたのが印象的なセミナーでした。
家造りは「住まい」という物を買うのですが、家造りに携わる方々でその良し悪しが決まります。良い物とは満足度の高い物ですから、まさに家造りに関しては「人」選びがとても大切な要素となる訳です。セミナーで知識を得、コミニュケーションを図る事で携わる人を知るという事が重要なことでしょう。
人を知るには付き合わないと分かりません。このような機会を縁に分かり合える方と出会うことも出来ます。一生にそう何度も無い家造り、色々なところに出かけ色々な人達と出会って下さい。
久しぶりのブログ・・・
約1ヶ月半ぶりのブログです。この季節は1年の中でもとくに忙しくあちらこちら奔走していました。言い訳にもなりませんが、最近ようやく落ち着きブログを書き込む心境になったのが正直なところです(笑)
この時期はセミナー等のイベント依頼も多いのですが、特に個別相談の数が多く、相談いただいた案件の問題可決に頭をひねりまくってました。折角ですから、日頃行なってコンサルティング業務を少し紹介させてもらいます。
個別相談ではもっとも多いのが「不動産物件の調査依頼」です。これは目ぼしい不動産を見つけているのですが、業者だけからの情報に不安を感じ第三者の目線で物件調査をして欲しいとの依頼です。
本来、仲介業者がしっかり調査をし、情報意提供を真摯に行なってくれれば心配することもないのですが、業者の仕事も千差万別・十人十色、購入者の目線に立って誠実に対応をしてくれるところは多くはないようです。これは不動産業界の仕事の特徴なのかも知れません。
次いで多いのが「住宅会社の選択」です。春から初夏にかけては季節が良い事も有り、住宅取得を積極的に進められる時期です。思い立って住宅展示場や現場見学会に出向き、商談を進めて行くのですが、折からの住宅不況の昨今ですから各住宅会社が積極的に様々なアプローチを掛けてこられます。
検討が2、3社程度ならまだ良いのですが、その数がだんだんに多くなりそのうち何が何やら分からなくなるくらいに増えてしまったというケースも少なく有りません。現代は情報が簡単に手に入れられる環境が整っているだけに、情報過多で余計に混乱してしまうのが本音でしょう。
相談いただいた時は一度話を整理し、何が好みでどのようなものにしたいのかを今一度確認します。希望の住宅を実現するためにはどの住宅会社が最適なのかをあらためて選別し、選別が出来れば商談をどのように進めていくかをコンサルティングしています。
それ以外に多いのは細々したトラブル相談です。契約に関する事、お金に関する事、現場に関する事、対人関係などに関することが多いです。これらのことは不動産購入時に起こり得るものばかりで、購入者側に取引に関する基礎的な知識が少しあれば回避することが出来るものです。
事が起こってしまってからはトラブルの解決は出来ても精神的なダメージは残ってしまいます。願わくば事が起きる前に起こり得るトラブルを想定し、その対策を打つようにすることが大切です。
スタイルプランニングの「住まいづくりコンサルティング」も5年目に入りました。最近では知名度も少し上がってきたおかげで仕事をいただくこともコンスタントになりました。それらの仕事を通じて、行なっている仕事の意義を感じますし、その仕事を支持をしてくださるお客様の声もエネルギーになっています。
これからも益々精力的に活動を進めていきます。ご相談があればお気軽に活用なさって見て下さい。
21日、22日はモデルハウスガイドツアー
いつもコンサルティングでお世話になっている岡山市北区にある「住宅総合展示場ハウジングスクウェア青江」で明日、明後日の2日間「モデルハウスガイドツアー」を行います。
首都圏などではよく行なわれている催しものですが、モデルハウスの見学のポイントや基礎的知識についてお話をした後、各モデルハウスを見て回るイベントです。
1日あたり3~4社見て回りますので全4日間に分けており、この連休2日間は計7社を見て回ります。木造メーカーや鉄骨メーカーなどカテゴリー分けにしていますので、全て参加いただいても結構ですし、興味のあるメーカーに絞り込んで日を選んでもらっても結構です。
今回のイベントは昼食付き(軽食)でもありますし、お時間のある方はお気軽に参加いただければと思います。予約制にはなっておりますのでご興味のある方は事務局へお問合せ下さい。
もちろん、当日受付での飛び入り参加も歓迎です。
今年最初の完成現場見学会
去る2月6日、7日に今年初めて完成現場見学会に参加してきました。お伺いした現場は玉島八島で新倉敷から徒歩10分足らずの場所にあります。北側には山が見え、南側は田んぼが開けている静かで雰囲気の良い場所です。
こちらの建物は不動産コンシュルジュでお世話させていただいたW様邸です。建築はいつもおなじみの「カーサ・カレラ」さんで、今回も力作!と伺っていましたので楽しみに拝見させていただきました。
まず目に入るのがモダンでシャープな外観です。車や家具のデザインを見るのが大好きというにW様のイメージを良く表現しているように感じます。ホワイトを基調としながら玄関は目に痛いくらいのレッド!アクセントにもなってデザインを引き締めていました。
内観はというと・・・男にはたまらない空間がそこにはありました!表現することが難しいですがエントランスの取り方がすばらしく、愛車をいつも眺めれるインナーガレージは床の高さまで上げてるだけにリビングとの一体感がすばらしいです。
そして、W様の趣味であり大会にも出るほどの腕前でもあるビリヤードスペースが、リビングの横に配置されていました。で、でかい・・・それが最初に出た言葉・・・本格的なビリヤード台がそこにはありました。そして奥には120インチのプロジェクター・・・暗幕もあるのでビリヤードスペースが一転映画館になります。
ほんの一部しかご紹介していませんが、50坪の敷地を目一杯活用したプランニングでした。施主がこだわった照明器具や家具を引き立てようなインテリアもすばらしく満足殿高いお住まいだったように感じます。(住宅についての詳しい内容はカーサ・カレラさんのHPをご覧下さい)
土地取得の知識本
住まいづくりコンサルティングで一番多いご相談は「土地購入のサポート」です。気軽に依頼できる「不動産調査」、具体的に物件探しのお手伝いをする「バイヤーズエージェント」、取引に関する「トラブル解決」と様々な依頼をいただきます。
岡山県では、新築される方の約半数が1次取得(土地から購入する)と言われていますので、土地取得に関するご相談が多いのは当然のことといえます。沢山の依頼をいただきコンサルティング冥利に尽きますが、キャパが限られている事もあり全てのお客様に対応できないのが悩みの種です。
そんなところに、日頃「不動産コンサルティング」でもお世話になっている「総合展示場ハウジングスクウェア青江」さんから「土地取得の知識本」を作成する依頼をいただきました。これは、土地購入からマイホーム計画を進めらようとされている来場者の方々に、不動産取得の予備知識を知っていただくためにお渡しできる冊子を作りたいとのお考えからです。
日頃、不動産コンサルティングや土地取得セミナーをあちらこちらでさせていただいておりますが、お話させていただいた皆さんから「聞いて良かった」と感想をいただきます。セミナーでのお話を出来るだけ多くの方々にお伝えしたいと思っていたところに、今回のお話が舞い込んできましたので喜んでお受けさせていただきました。
この冊子は、計画を始められたばかりの方向けに作成をしていますが、不動産チラシの見方や不動産用語の解説、不動産業者の仕事などもご紹介していますので、既に計画を進められいる方にも参考になる構成になっていると思います。
冊子は2月末には完成し、ハウジングスクウェア青江に来場いただいた方には無料で配布されるそうです。不動産取得は予備知識を持っているだけで多くのトラブルは避けられます。これから進めていく土地探しにはお役に立つものだと思いますので、機会があればぜひ手に入れてみて下さい。
2009年新設住宅着工件数の衝撃
1月29日、国土交通省より2009年の新設住宅着工件数が発表されました。その件数は78万8400戸と、1964年依頼45年ぶりの80万戸割れという衝撃的なものでした。
この数字の与えるものは大きく、住宅産業、不動産産業は現状の厳しさを大いに痛感させられるものでした。業界ではいずれ新設着工件数が100万戸を割る時代がくると、ここ十数年叫ばれていましたが、ついにその時を迎えたのです。
私自身も住宅産業について22年目になりますが、何だかんだ言っても100万戸は割ることの無かっただけに、今回の激しい落込みには正直ビックリしています。
住宅産業は国策に守られ、景気対策と言えば最重点に予算をつけてもらえた業界です。それに甘んじていた訳ではないのでしょうが、建設業者数も多いうえに利益の大きな新築工事に業務を集中している業界の構造は問題があるでしょう。
人口減少時代に入り、住宅のストックも世帯数を大きく越えた今、従来のような新設工事件数が望めないのは当たり前と言えば当たり前のことです。さらに、地球環境問題という大きな問題も出てきています。使えるものは出来るだけ長く使って行こうという風潮が当たり前になってきている今日、景気が上向いたとしても従来のような新設着工件数が見込めるとも思えません。
これらのことからも、業界自体が大きく変わらなければならないのは明白な事実ですし、住まいというものに関しての考え方も変える必要があるでしょう。今回の100万戸割れの衝撃は、そのようなことを自覚する大きなきっかけになると感じます。
中古住宅の住宅診断(ホームインスペクション)
現在、不動産売買において中古住宅や中古マンションの需要はとても多くなっています。人口の減少や環境問題、新築に対する認識の変化から中古市場が見直され、また優良な中古住宅も市場に多くなってきているのが活発化している理由だと思います。
中古住宅を購入するときに重要なこととして、建物のクオリティを確認する事が大切なのですが、専門知識の無い一般素人が住宅のクオリティを判断することはとても難しいといえます。
不動産を購入する場合、瑕疵(目に見えないキズ)担保責任が売主にはあります。ただし、個人が売主の場合には免責されることが多く、買主としては売買時点でよく確認をして何かあれば解消してもらうか、購入自体を取りやめるかする必要があります。
経年変化による老朽化は仕方ありませんが、建物そのものに当初からある不具合については購入価格に反映しなければなりません。それらを確認・解消するためには住宅診断(ホームインスペクション)をする必要があるのです。
以前、住宅診断(ホームインスペクション)についてはコラムでも紹介しましたが、その必要性がいよいよ本格的出てきたように感じます。そこで、住まいづくりコンサルティングを行なっている私たちで、そのサービスを提供していこうと考えています。
最初は充分なサービスは提供出来ないかも知れませんが、それでも客観的に相談出来る相手がいるという事は買主にとってはメリットがあると思います。また、専門家と早い段階で打ち合わせする事で、将来発生する費用(リフォーム等)について把握する事もできます。
現在、知人の設計士と相談をし始めています。春には本格的に当社の業務として実施していきたいと思っています。