仕事始めも兼ねて岡山県内にある総合展示場に行ってみました。
OHKハウジングパーク、ハウジングスクウェア青江、RSKバラ園展示場、ハウジングモール倉敷ともに昨年並みもしくは少し少ない正月来場数だったようでが、昨年よりは計画内容の濃いお客様が多かったとのことです。
客観的に見れば、超低金利の住宅ローン、残り1年になった大規模住宅減税、住宅エコポイントの延長に消費税アップの問題・・・と計画を進めるにはかなり良い環境が整っています。となれば具体的な話が多くても不思議でありません。
現在のネックとすれば、景気の先行き不透明感からくる雇用不安ですが、これもいつ解消されるか分からないですし、「どうせするなら条件の整っている今!」と思われる方が多いようです。
各住宅会社も新春キャンペーンやイベントを多発しているようです。今日からの三連休は天気もそこそこ、昼間の気温も少し暖かく高いなるようですから、ご計画をお考えの方はちょっと覗いてみてはいかがでしょうか。
そして、住宅コンサルが必要と思われる方は、お気軽に弊社にお問合せ下さい。
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新着情報
新年の総合展示場
謹賀新年
明けましておめでとうございます。謹んで新年のお慶びを申し上げます。
昨年の仕事納めである28日から体調を崩して2日間寝込みました。大晦日にやっと回復基調になり、年明けの本日でやっと前の状況に戻りました。いつも年末に綴っていた今年の1年の振り返りも出来ず、ただただ寝続けて回復を待つのみでした。
知らず知らずの内に日頃の疲れが溜まっていたのでしょう、仕事納めと同時に緊張の糸も切れ、一気に表に出たのかも知れません。ただ休むだけの年末年始になってしまいましたが、おかげで日頃の睡眠不足は解消されました。(笑)
さて、今年の市場展望ですが、戸建ての市場環境は昨年夏からの状況が今年の秋口までは続くと思います。延長された住宅減税効果と住宅金利の安さが、エンドユーザーの購買意欲を後押しをしてくれています。しばらくはこの状況が続くと思われます。ただ、それらのカンフル剤が切れたときは、2009年に起きたような急激な市場の冷え込みがあるかも知れません…。
各住宅会社は価格対策を色々な形で打ってくると思います。「高品質で高価格」このキーワードを守り続けたいと住宅会社は知恵を出し頑張ってきましたが、実体経済の見通しや住宅を必要とする理由が以前とは全く異なってきていることを踏まえると、その考え方を急速に改める必要が出てきています。
実用性だけでなくデザイン性の高い住宅、リーズナブルだけど高品質(物だけでなくサービスも含め)、4LDKから3LDKや2LDKへの間取りのシフト、リノベーションしやすいオープン工法・構造、内装材・外装材へ自然素材の多用、合理的では無く手間を掛けた住宅、これらのキーワードがより脚光を浴びるように思います。
そして不動産売買の市場は、昨年と同様に物件が少ない状況が続くと思いますが、エンドユーザー側の所得の伸びが見込めない今の経済状況である以上、価格が値上がりする要素は見受けられません。2010年と同様に、住宅用地なら1,000万円前後、中古住宅なら2,000万円前後の価格に人気が集中すると思います。
中古住宅は昨年以上に需要が高まり、大きく伸びてくると思います。ただ、中古住宅ならどんな物でも…では無く、構造がしっかりしている住宅、デザイン性の高い住宅、経年変化に味を感じるビンテージ住宅、周辺環境に希少性を感じる住宅、などが求められるます。30代の若い夫婦を中心に「住むためだけの住宅から自己表現のための住宅探し」がどんどん高まるように感じます。
また、上記のような建物が評価出来、適正な価格を付け、十分な知識と経験を持った仲介業者も合わせて求められるようになると思います。従来の不動産会社の業務だけでなく、エスクロー調査や住宅診断なども扱えるような不動産会社が必要となってくるのではないでしょうか。
そしてスタイルプランニングは、今年も様々な形での情報発信をさらに強化して行きたいと思います。「進化してこそ価値ある存在」と思っていますので、様々なサービスを考え提案出来るよう精進して行きます。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。
資産住宅セミナーを終えて・・・
12月の4日、5日に資産住宅セミナーを行ないました。両日で40組程のお客様に参加いただきお話をさせていただきましたが、セミナー終了後にも多くの個別相談がありその反響に驚いているところです。
個々のご相談内容は皆さん様々なのですが、お悩みの中に共通していることとしては、不動産取引や運用を検討する折にエンドユーザー側の相談相手がいなかったことです。
重要でかつ高価な買物になる不動産ですが、直接的な利害関係の中で客観的な意見を得ることが難しいため、多くの判断をエンドユーザー側だけで進めるようになっています。
エンドユーザーが不動産関係の専門知識を持つ事は一般的には困難ですし、また実務を多く経験することも普通はありませんから、そのような限られ環境の中で下した判断は思わぬ結果を招くことも少なくありません。
これは、不動産業界の仕組みや取引上の慣例に問題があるのですが、直ぐには可決する事は難しく、自己防衛的な手段を講じるしか今は解決する方法はありません。
ご相談に乗らせていただきお話をさせていただくと、皆さん「こんなアドバイスが欲しかった」と言われます。何も特別なお話をしている訳ではないのですが、現実にはそれすら知る術が無いのです。
このような機会を通じあらためて今の仕事の必要性を感じました。可能な限りイベントやセミナーに参加させていただき、多くの方々と知り合う機会を作ろうと思います。
資産住宅講演「上手に家を手放す方法」
来る12月4日(土)、12月5日(日)に資産住宅講演「上手に家を手放す方法」が開催されます。
サブタイトルは、「上手に家を手放す方法」を知ることで「上手に家を建てる方法を知る」となっており、上手な家=損の無い家、資産価値が下がらない家、安心が持続する家はどんな家なのかについて、不動産コンサルタントとフィナンシャルプランナーがお話しするイベントです。
この企画の主催者は、日頃バイヤーズエージェント活動でお世話になっている「福富建設」さんで、ファイナンシャルプランナーでありながらラジオパーソナリティをなさっている奥田さんと私中川が、それぞれの専門家の視点からお話をさせていただきます。
尚、予約制となっておりますので詳しくは主催者様へお問合せ下さい。ご興味のある方のご来場をお待ちしております。
秋らしくなりました
先週くらいからようやく秋らしくなりました。夏の猛暑が9月に入っても収まらず、10月前半は昼間は夏日という日が続く中で中々衣替えも出来ませんでしたが、ようやく先週片付けをしました。
毎年のように「今年は…」と話すことが多くなっていますが、今や異常気象話題が普通になってしまっているのが不思議な感覚です。自分自身も気がつかないうちに異常が普通になってしまっているんでしょうね。
昨晩も「奄美大島で24時間888mm」と凄まじい雨が降ったみたいですが、これは尋常じゃないですよ本当。いつか本州にもそんな雨が降る事も出てくるんでしょう。これからは天気予報には充分気をつけないといけません。
さて、こんな日常生活の中で最近注目をされている今の住宅は、「四季を感じれる家」や「自然素材を活用した住宅」などです。いわゆる昔ながらの住宅です。その住宅に、自分らしさをカスタマイズし、間取りやデザインのオリジナルティを出せるような住宅を欲している方が多いように感じます。
従来の高品質で工業化の進んだ住宅も、安全で楽に便利に暮らせるという意味ではとても価値があったのですが、あまりにも便利になりすぎた住宅では、人間が本来持っている本能を退化させてしまうこともあります。
また、そして規格化された商品は「色々悩み考え進めていく」という物づくりの楽しみを半減させてしまっていることもあり、あえて手間暇を掛け、苦労しながらもそれを楽しみながら進めていくことに価値を見出しているようです。
現在は、戦後新しく生まれた価値観の限界点・分岐点を迎えていると言われますが、住宅においても同じなのかも知れません。自然に適用するような素材、必要ならあえて掛ける多くの時間、プロセスを楽しめれる人の繋がり、これがこれからの住宅のキーワードだと思います。
厳しい自然環境に対抗出来るのは、人間自身が本来持っている適用力と、精神的・肉体的なたくましさなのでしょう。だからこそ、自然を感じる、自然を共有できる住宅が必要なのかも知れません。
住宅展示場
ようやく猛暑もおさまってきました。今年は本当に暑く長い夏でした。それもようやく終わりに近づいているようです。
さて、そんな状況の中、コンサルティングの仕事でよく行く住宅展示場が賑やかになっています。8月のお盆過ぎぐらいから来場者がとても増えていて、先週の土日も岡山市の「ハウジングスクウェア青江」と「RSKのバラ園」は駐車場は一杯、各展示場の中も来場の方が多く華やかな雰囲気でした。
景気も長く低迷し、先行き不透明感は増しているのにもかかわらず来場が増えている理由は、長期金利の更なる低下で住宅ローン金利が一段と安くなったことと、景気対策である住宅減税や住宅エコポイントの期限が迫ってきたところにあるようです。
特に住宅ローンの主力である「フラット35」に関しては、期間限定の優遇金利が大きな魅力となっていて「貯めるよりも借りる」に拍車がかかっています。
政府にとって住宅政策は、経済波及効果が大きく、個人消費を引き上げる作用がとても大きいので、自民党から民主党へ政権交代した折に次々と政策が出されました。その政策が実行され期限も迫ってきた事が駆け込み的な効果を生んでいるように思います。
昨年は住宅着工件数が大きく落ち込み(40年ぶりの落ち込み)住宅関連企業は大きく業績を落としました。世の中の住宅に関する概念も大きく変わったこともあり、新築を主体とした住宅会社はその激変に耐えしのんだ一年でした。
したがって、この需要の高まりは久々の大きなチャンスと捕らえ、各住宅会社が様々なキャンペーンなども行なっています。消費者もどうせ買うなら少しでも特になる時期にとそれらを見ようと来場しているのかも知れません。
2,3年内には…とお考えの方は、季節も良くなるこの秋に展示場に足を運ばれてみてはいかがでしょうか。
購入しました「ipad」
新しいアイテムを手に入れました。予約を入れても時間がかかると聞いてましたが予想を裏切り、予約→直ぐにゲット出来ました。
その手に入れたものは「ipad」アップル社の新商品です。ネットやEmailを頻繁に使うのでスマートホンを買おうかと思っていましたが、携帯電話サイズだと落としたり取扱いが丁寧でないだけに購入するのに躊躇していました。
そんな中で発売された「ipad」これだとB5サイズなので扱いやすく、PCと比べてもかなり軽くて薄いのでかばん入れての持ち運びが楽です。外で使いたいのがネット、Emailなので3G対応だとその利便性は高く、現在のコンサルティングの仕事では大いに活用できます。
基本、操作はihonとほぼ同じでアプリも流用できますしネットへの対応も早く何処でも接続が可能です。画像はかなり鮮明!B5というサイズが丁度見やすく取り扱いもベター!
一番仕事上で使いたいのがマップなのですが、これがかなりいい代物です!とにかくスピードが速く航空画像も直ぐに切り替えれます。公共施設や学校などのピックアップも直ぐにでき、表示や距離を確認するのもとても便利です。
実際にコンサルティングで使ってみると、お客様の反応も良くリアルに色々なものが確認できるのはかなり高評価いただけます。IT関連のツールはどんどん便利になっていきます。使う方もそれに合わせて柔軟に対応しないといけませんね。
増えています!「中古住宅立会い・住宅診断」
厳しい暑さが続いています・・・いつからか夏の暑さが猛暑になってしまいました・・・やはり地球温暖化は着実に進んでいるようです。
さて、弊社サービスで最近増えている業務を紹介します。今年になってとても多くなったのは中古住宅の立会い・住宅診断で月に数件は依頼を受けています。内容は名の通り、中古住宅を依頼者と一緒に見に行き私の客観的な意見を述べさせていただいたり、物として住宅を診断をさせていただいたりしています。
中古住宅を購入する場合、多くの不動産業者が「気の済むまで見て下さい」と言われます。とは言われても、充分な知識や経験の無い一般の購入者としては何をどう見れば良いのかも分からず目に入る物をただ漫然と見ているのが現実です。
住宅を良く知っている人や建築や不動産のプロならば見るポイントと言うものがあります。それらのポイントを見て価格の正当性を判断したり、購入するかどうかの物差しとしています。特に個人が売主になる中古住宅の場合、取引上瑕疵担保責任が免責になるケースが多いので取引前に対象物件をチェックしておく必要があります。また多くの場合、購入後にリフォームをともなう事が多いのでその予算の目処も立てておかなければなりません。
これらのことを払拭するために「中古住宅立会い・住宅診断」があります。不動産取引のプロが購入者と一緒に対象物件を見て客観的な意見を述べ、その意見を参考にして購入の有無を決めたり予算を組み立てたりするのです。このようなサービスも首都圏や関西圏などでは当たり前のようになっています。地方ではまだまだサービスを提供している会社は少ないですが、中古住宅の取引が多くなってきている現状を考えると必要不可欠なものだと言えます。
取引に直接係わらない客観的な意見を聞くことは、購入を決断するための大きな判断材料になりますし、安心して購入できることにも繋がります。中古住宅・中古マンション購入をには必要なサービスの一つだと思いますので、購入をご検討なさっている方はご活用を検討なさってみてはどうでしょうか。
気になるサービスの種類や利用料金は以下のようになっています。
①中古住宅の同席立会い(レポート有り)・・・10,500円~
②同席立会いと重要事項など不動産調査(調査書有り)・・・31,500円~
③建築士も同席した住宅診断とリフォーム提案・・・52,500円~
④その他依頼者の要望に合わせた住宅診断・・・ASK
※岡山市内以外では別途交通費をいただくこともあります。利用方法や活用の仕方は自由ですし料金の相談もさせていただきますのでお気軽にご利用下さい。
面談無料相談の日
ジメジメした日が続いてます。今年の梅雨は曇りや雨の日がいつもより多いように感じます。雨が降るときには集中豪雨のような激しい降り方をし、雨があがった後も雲が中々切れないという日が続いています。一方、この梅雨時期は家づくりを進めるには良い時期の一つでもあります。年内入居や年度内入居を考えている方にとっては今がまさにそのタイムリミットであり、忙しく検討している方も多いのではないでしょうか。
さて、そのような中、スタイルプランニングでは『面談無料相談』の日を設定するサービスを始めます。もともと、メールでのお問合せは無料としておりましたが、メールのやりとりだけでは内容を把握する事が困難な案件もあり、後日面談してお話を伺うケースでは相談料をいただくこともあります。活用していただく方が増えるたびにご相談いただく内容も多様化してきましたので、従来通りの『メール無料相談』に加え『面談無料相談』も新たに設定させていただきます。ただし、面談無料相談日については、月の中の指定日・指定場所に限らせていただき、事前予約の受付のみとさせていただきます。
少しでも多くの方々に住宅コンサルティングを利用していただきたいとの思いからですので、日時都合が合う方がいらしゃればお気軽にご相談・お問合せいただければと思います。
ちなみに、今月の『面談無料相談日』は下記の通りとなります。
7月17日(土曜日)10:30~12:00 1組 弊社事務所にて
7月26日(月曜日)18:00~19:30 1組 弊社事務所にて
住まい夢フェア
来る7月3日、4日の両日、CONVEX岡山にて「住まい夢フェア」が開催されます。これは岡山県最大級の地元工務店・住宅設備メーカー60社による共同イベントで、今年で第19回目になる展示相談会です。主催者はウッディワールド野崎さんで私どもの協賛させていただいています。
大手住宅メーカーなどではこのような総合イベントを頻繁に行なっているようですが、地元工務店さんでは単独開催は費用や集客面で難しいこともあり、今回のような共同開催という形で年に1回~2回行なわれているイベントです。
エンドユーザーとしては一度に多くの物を一同に見ることが出来る点、各種無料コンサルティングを受ける点、最新設備などを体験できる点が大きなメリットと言えます。また、お子様と一緒でも各種イベントや催しものも開催されているので家族皆で楽しめます。
梅雨の最中ではありますが、暑さを吹き飛ばす熱気溢れる会場にお出で下さい。ちなみに私は7月4日に「不動産の得するお話」というセミナーをお昼にさせていただきます。そちらも興味ありましたらお聞きになって見て下さい。
女性建築士ユニット「sama-sama」の家づくりセミナー
6月13日(日)に女性建築士ユニット「sama-sama」の家づくりセミナーの講師を務めてきました。今回のテーマーは「土地選びのポイント」私が日頃もっとも多く行なわせていただいてるセミナーの一つです。
今回の主催者「sama-sama」は女性建築士3人で構成されたユニットです。言葉の意味はバリ語で「そうそう、わかるわかる」とか「どういたしまして」という意味だそうですが、女性建築士ならではの決めの細かいヒアリングと提案力が魅力の方々です。
日頃は各々設計業務を進めておられるようですが、これから住まい造りを始められる方々向けにこのような「住まいづくりセミナー」を定期開催されています。ユニット中の「Unita設計事務所」横田設計士と私がたまたま知り合いであったことと、ユニットの考えに共感した事もあって、8つのテーマの一つである「土地探しのポイント」を今回引き受けさせていただきました。
当日は朝から雨が降るあいにくの天気の中、わざわざお越しいただいた参加者の方々とユニットの御三方に2時間弱お話をさせていただきました。参加者の皆さんもさることながら、ユニットの方々が熱心に耳を傾けていただいたのが印象的なセミナーでした。
家造りは「住まい」という物を買うのですが、家造りに携わる方々でその良し悪しが決まります。良い物とは満足度の高い物ですから、まさに家造りに関しては「人」選びがとても大切な要素となる訳です。セミナーで知識を得、コミニュケーションを図る事で携わる人を知るという事が重要なことでしょう。
人を知るには付き合わないと分かりません。このような機会を縁に分かり合える方と出会うことも出来ます。一生にそう何度も無い家造り、色々なところに出かけ色々な人達と出会って下さい。
久しぶりのブログ・・・
約1ヶ月半ぶりのブログです。この季節は1年の中でもとくに忙しくあちらこちら奔走していました。言い訳にもなりませんが、最近ようやく落ち着きブログを書き込む心境になったのが正直なところです(笑)
この時期はセミナー等のイベント依頼も多いのですが、特に個別相談の数が多く、相談いただいた案件の問題可決に頭をひねりまくってました。折角ですから、日頃行なってコンサルティング業務を少し紹介させてもらいます。
個別相談ではもっとも多いのが「不動産物件の調査依頼」です。これは目ぼしい不動産を見つけているのですが、業者だけからの情報に不安を感じ第三者の目線で物件調査をして欲しいとの依頼です。
本来、仲介業者がしっかり調査をし、情報意提供を真摯に行なってくれれば心配することもないのですが、業者の仕事も千差万別・十人十色、購入者の目線に立って誠実に対応をしてくれるところは多くはないようです。これは不動産業界の仕事の特徴なのかも知れません。
次いで多いのが「住宅会社の選択」です。春から初夏にかけては季節が良い事も有り、住宅取得を積極的に進められる時期です。思い立って住宅展示場や現場見学会に出向き、商談を進めて行くのですが、折からの住宅不況の昨今ですから各住宅会社が積極的に様々なアプローチを掛けてこられます。
検討が2、3社程度ならまだ良いのですが、その数がだんだんに多くなりそのうち何が何やら分からなくなるくらいに増えてしまったというケースも少なく有りません。現代は情報が簡単に手に入れられる環境が整っているだけに、情報過多で余計に混乱してしまうのが本音でしょう。
相談いただいた時は一度話を整理し、何が好みでどのようなものにしたいのかを今一度確認します。希望の住宅を実現するためにはどの住宅会社が最適なのかをあらためて選別し、選別が出来れば商談をどのように進めていくかをコンサルティングしています。
それ以外に多いのは細々したトラブル相談です。契約に関する事、お金に関する事、現場に関する事、対人関係などに関することが多いです。これらのことは不動産購入時に起こり得るものばかりで、購入者側に取引に関する基礎的な知識が少しあれば回避することが出来るものです。
事が起こってしまってからはトラブルの解決は出来ても精神的なダメージは残ってしまいます。願わくば事が起きる前に起こり得るトラブルを想定し、その対策を打つようにすることが大切です。
スタイルプランニングの「住まいづくりコンサルティング」も5年目に入りました。最近では知名度も少し上がってきたおかげで仕事をいただくこともコンスタントになりました。それらの仕事を通じて、行なっている仕事の意義を感じますし、その仕事を支持をしてくださるお客様の声もエネルギーになっています。
これからも益々精力的に活動を進めていきます。ご相談があればお気軽に活用なさって見て下さい。