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住まいづくりワンポイントアドバイス

2026.02.20

土地を分筆して名義変更する費用

土地を分けることを「分筆(ブンピツ)」と言います。所有している土地に複数の建物を建てる場合や、土地の一部を譲渡するような場合において、この「分筆」という作業をおこなう必要があります。「分筆」を行うことで土地の活用の範囲が大きく広がります。「分筆」する費用については物件の場所や状況によって異なりますので一概にいくらとは言えませんが、ここでは、親が家を建てている土地の一部を分筆し、子が家を建てる場合と仮定してお話をします。

まず、土地を分ける為には土地の隣地境や道路境を明確にしなければなりません。この作業を「土地の境界確定協議」と言います。この作業は「土地家屋調査士」に依頼し、境界確定の手続きを経て確定測量図を作成します。そこから分筆図面を作成し土地を分ける分筆登記をするのですが、費用として約40~50万円ぐらいは必要です。

次に、分筆した土地の名義変更(所有権移転)の費用ですが、土地の評価額に比例した「登録免許税」と所有権移転登記手続きを依頼する「司法書士」への報酬が必要になります。「登録免許税」は土地の評価金額の1000分の20、「司法書士」への報酬は特別な事情が無い限り約5~6万円ぐらいです。尚、土地評価額は「固定資産税納付書」の「課税明細」に記載されていますので、面積案分をして評価額を算出し計算をします。司法書士への報酬は標準規程がありますので依頼する先によって大きく異なるということはありません。(地域性等あり)

まとめますと、「分筆」に掛かる費用は、「土地の分筆作業・登記費用で約40~50万円」、名義を変える所有権移転登記費用は、「土地の評価額に比例する登録免許税(実費)+司法書士報酬(約5~6万円)」となります。これらの手続きは各々専門の士業に依頼するようになりますが、トラブルを防ぐためにも事前に見積りをお願いし、内容を確認してから業務依頼をするようにして下さい。

その他の注意点として、家を建てる為の「分筆」の場合では、「分筆」した土地が建築基準法に適合するのは当然のこと、「分筆」する前の土地に建物がある場合は、分筆した後もその建物が建築基準法に適合するかの確認、ライフラインを整備するのに影響は無いかの確認をすることが大事です。建築が絡む「分筆」計画を立てる際には、建築士にも相談をするようにして下さい。

株式会社スタイルプランニング

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