ゴールデンウェークの休暇を利用してヨーロッパに行ってきました。長時間のフライトはかなり疲れますが、美しい街並みに風情ある景色は心を豊かにしてくれます。
言葉もろくに喋れませんが、建築物好きの私にとっては眺めているだけでも至福の時間を与えてくれます。今回はドイツ経由でイタリアに入ってフィレンツェを拠点としてアチコチ見て回ってきました。
フィレンツェの街並み・・・何度見ても美しいです。素材を統一し美しい街並みが広がっています。
中部トスカーナ「オリヴィエート」。丘の上にある小さな美しい街です。
城壁の中の街並みはこんな感じ・・・。
景色も素晴らしく、街が自然に溶け込んでいました。
死に行く街「チビタ」。周辺は昔大地震で陥没し写真で見ているところだけ残っています。天空の街と言われているだけあって行くまではかなり大変でした。人が歩いてしかいけない街です。
住宅は個人の所有物ですが、素材や色を統一することで街全体で価値をより高めることができます。昔の日本の町屋が美しいのもそれが理由です。現在の住まいづくりは個人の価値観が重視されていますが、それぞれの地域特性を生かした素材を使ったり、色彩の統一感を持たせることも大切なのではないでしょうか。考える時期に来ているかも知れませんね。
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日記