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コラムBLOG

コンシェルジェの住まいのブログ

ようやく秋らしい天候になってきました。そろそろ紅葉も色づいてくるころかと思います。さて、「M Style Conceput Life」プロジェクトは基礎工事が終わりました。基礎補強の鋼管杭工事から始まり、基礎配筋工事、基礎型枠工事、コンクリートの流込みと天候にも恵まれ順調に工事は進みました。


プロジェクトの建設地である中区円山エリアは古くからの町並みがあるところで、岡山の中では比較的地盤の良いところですが、SS式地盤調査の結果では相応の基礎補強が必要という結果でしたので、できるだけ強度の高い補強工事をすべく、施工を依頼した三井ホームさんの推奨もあって鋼管杭工事をしました。


こちらが鋼管杭。専門の機械で支持層まで打ち込みます。

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長さが足りなければ溶接でつなぎ支持層まで打込むのです。
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補強工事が終わると基礎工事に着手です。ベースを打ってそれから基礎の配筋工事です。基礎はベタ基礎で床厚150mmの鉄筋コンクリートで、配筋量も一般的なものに比べで2倍強の量を施工しています。

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型枠工事。基礎の立上がりは幅150mm、高さ460mmで仕上げます。
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型枠工事が終わるとポンプ車で生コン打設します。生コンは生物なので段取り良く迅速に。
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養生期間を経て型枠を外し基礎完成です。
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アンカー確認、仕上がり確認・補修等をして床組工事に備えます。
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基礎工事が完了すると、組立工事までに屋内外の給排水配管工事を行います。そして、それらが完了して足場を組んで組立工事が始まるのです。11月初旬には上棟の運びで工事は進んでいきます。


話がそれますが・・・今、巷で大騒ぎになっているマンション杭工事偽装問題。建築物の最も大事な部分である基礎工事の不備は、建物の不動沈下を起こし全てを台無しにしてしまいます。すでに傾きが出ている建物については補修工事だけでは対応が難しでしょうから建替えという手段でしか無いと思いますが、マンションでは住民の同意を得る作業、建替期間中の精神的、経済的負担は甚大になります。


今回の事件は一人の現場監督が起こしたことなのか、建築会社としてそのような風潮を生み出していたのか、真相解明はこれからだと思いますが、最終的な被害を受けるのはエンドユーザーです。エンドユーザーには工事中の内容を知るすべはありません。全てを信用して不動産を買ったり、住宅を建てたりしているのです。


そして多くのエンドユーザーは多額の住宅ローンを組んでそれを支払っていくのです。建築に関わる方々はぜひその事を再認識していただき、技術者としてもモラルを持って、良い物を作る努力を惜しまず、誠心誠意仕事に取り組んでいただきたいと思います。

円山プロジェクト | comments (0)

「M Style Concept Life」プロジェクトの建物模型が届きました。プロジェクトの打合せ中は真っ白なスチレンボードの状態で中、外確認しながら利用していたのですが、打合せ完了とともにお色直しをお願いしていたのが本日届いたというわけです。

接道側からの外観。北側の接道ですがしっかりとファサードを作りました。落ち着いた佇まいです。
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1階の間取り。玄関ホールの広さやLDK和室のつながりが良く分かります。
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2階の間取り。部屋のレイアウト、収納等のスペースが確認できます。
模型 2階  3.jpg


住まいづくりのコンサルティングでは必ず施主にアドバイスをするのですが、基本プランと外観デザインが決まったら必ず建築会社に模型を作ってもらい、目で見て触って確認していただくようにしています。現在ではCADのCG等が素晴らしくリアルにはなっていますが、やはり絵では分からない奥行きや高さなどは模型だからこそ分かるのです。


模型は3次元を認識しにくいと言われる女性でも良く分かりますし、光の入り具合や物の形などがとても良く理解できます。インテリアや家具のことも想像できすのです。設計事務所では新人の仕事の一つが模型作りで、模型を作ることで建物の構造や納まりを理解することができるようになるのです。(私自身も住宅会社に勤めていた時代にはスケールは小さいですが模型を作っていました・・・)


PCの発達によって模型のようなアナログ的な物は廃れてきていますが、やはり手にとって確認できる模型は住まいづくりにはかかせませんね。ちょっとした手間を惜しまないというのが、良い住まいづくりには欠かせない事なのです。住まいづくりを考えている方は、絶対模型を作ってもらうようにして下さい。

円山プロジェクト | comments (0)

朝晩は少し寒いくらいの季節になりました。昼間の日差しはまだまだ厳しい日もありますが、カラッとした空気のおかげで日陰に入れば心地いいです。さて、先日ご紹介しました「M Style Concept Life」プロジェクトは順調に工事が進んでいます。現在、基礎補強の為の鋼管杭設置工事も終わり、基礎工事の真っ最中というところです。随時、プロジェクトの進捗情報はお伝えしていきたいと思っていますが、今回は第1回目として基本プランと外観デザインの概要をご紹介します。


まずは外観デザイン。住宅の見た目はとても重要です。今回の建物の外部色調はマリンカラーにしました。ホワイト系のモルタル吹付けの壁にブルー系の窓枠装飾で清涼感を出し、外部装飾のアイアンや付梁などの陰影で質感を醸し出し、軒下の付梁や開口部の曲面仕上げなどでおしゃれ感を高めています。湿式外壁の特徴を活かしたデコレーションを随所に取り入れ雰囲気のある佇まいとしました。

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一般的な建売住宅は、コストを抑えるために簡略化した施工、量販品の利用などから乾式サイディング張りの外壁施工がほとんどです。サイディング張り施工では外部装飾や外部造作をすることはまずしません。コストの問題が大きいのですが、サイディングの性質上外部造作は不向きな事などがその理由です。結果、シンプルなデザインになり、乾式ならではのツルッとした表面では質感を出すことはできず、安っぽく軽い感じになってしまうのです。


次に配置と間取りですが、駐車スペースはセパレートに2台駐車分を確保し、基本の間取りは4LDKとしました。4人家族向けの設計です。玄関ホールは北側玄関を配慮し、ゆったりと広く大きく取りました。階段下までつなげることで奥行きさも出しています。そしてリビングへと繋がる壁の一部を大きな室内窓にして、リビングとの一体感、室内の明るさの確保をするようにしています。


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1階は南側にLDK+和室を続き間で取り、広く快適に、多目的に使えるようにしています。そして対面式キッチン、リビング階段など、家族の距離が近くなるような設計としました。2階は最初から各部屋を独立させ、それぞ充分な収納を確保しています。主寝室にはバルコニーを設置し、トイレもつけています。階段ホール周りは玄関と同様に広く見えるよう、奥行きはゆったりめにとり、コーナーの壁も角切りするなどして工夫しています。


以上が、街並み、立地条件、デザイン、コストを考えたうえでの基本設計概要です。


もっと詳しい内容が知りたいという方は、こちらから お問い合わせ下さい。

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